ダイヤモンドクルーズ船 チャーター機でアメリカへ帰国した人は今

 

アメリカ政府はアメリカ国民をチャーター機で脱出させることに決めましたけど遅すぎましたね。症状が出ていない(陰性)の国民300人以上乗せて帰国しましたけど、なんと14人が感染していました。

アメリカでわかっているだけでは15人の患者がいました。これで一気に29人になりました。

チャーター機はTravis Air Force Base, California, (トラヴィス基地カリフォルニア)and Lackland Air Force Base, Texas, (ラックランド基地テキサス)early Monday. 月曜日の早い時間に到着して、そのまま2週間さらに隔離されます。

当初から感染者がいなくても2週間の隔離は決まっていました。危機管理というかこういうところは徹底しています。長い間安全とは言えないクルーズの中にいたので当たり前だと思います。自分がチャーターで帰ったとしても納得すると思います。

 

しかし日本政府はなんと乗客を下船させ、民間の交通機関で帰らせたと聞いて正直本気で驚きました。症状が出ていない人や後から感染した人もいるかもしれないのに「帰っていいよ」とは?

そのままお寿司を食べに行ったとか。もうなんていうか危機感がなさすぎると思いました。和食が食べたかった気持ちはわかりますが、クルーズ船の食事は写真で見る限りでは素晴らしかったです。(船内からツイートされている人が数人いました)多分アメリカの基地の隔離では、ぱさぱさのサンドイッチとか、なんかそういう感じがします(想像ですがいろいろな体験から多分当たってるはず)

日本ではもしかしたら感染しているかもしれない何百人の人たちが電車やタクシーで帰ってしまった。と。ひどすぎます。

クルーズ船内の杜撰な管理の様子を岩田神戸大学教授が動画で世界に拡散しました。反論も読みました。その後動画は削除されました。圧力があったのではないかと思いました。

このクルーズ船のことはさすがにアメリカでもニュースになっていました。

実はコロナのことは今まであまり大きなニュースになっていないんです。大きくないと言うと語弊がありますが、それほど騒ぎになっていないというかんじです。どちらかというと大統領選一色な感じです。

私も一日ニュースを見ているわけではないですが選挙の行方は気になるので最近1時間くらい見ているんですがその中でもウイルス関係は5分程度でした。時間にもよるかもしれませんが緊急特番を組む。とかそういう感じではないです。

それでもウイルスの研究家は「未知の恐ろしい病原菌で、とにかく感染の速さはサーズの20倍だ」と言っていました。なので危機感を持てと。気をつけろと。

今年アメリカではインフルエンザで2万人以上も亡くなっています。医療関係は日本とは事情がかなり違います。

まず民間の保険に入れない人が多い。かりにインフルエンザの治療でタミフルや入院になると数十万円かかるので、病院には行かない人が多い。

行ったとしても微熱なら薬局で買える薬を処方されて「ジュースたくさん飲んで」と言われる程度。なので病院へ行かなくなる。家で寝ていれば治ると信じている人も多いのです。

大体インフルエンザの検査さえしない場合が多いです。昔、熱が続いて病院へ行きタミフルを処方されましたけど綿棒でぐりぐりッとかの検査はなかったです。

「治ればいい」の精神というか病名なんて気にしないって言うか。なのでインフル患者と言っても違う病気かも知れないと言われ始めています。

雑なアメリカの病院ですが、政府はこういう謎の病気には徹底的に戦う姿勢があるので心強いです。

日本は反対に病院は細かく診察してくださったり患者に寄り添う看護がありますが政府は危機感がなさすぎると思いました。

オリンピックを控えて「これ以上患者数増やさないでくれよ」なーんて言ってそう(これは私の想像ですよ)安全ですよというアピールのために下船も決まったような気がしてなりません。

マスクも買い占めて足りない状態だとか。日本がとても心配です。