アジア人差別について

 

アカデミー賞でプレゼンテーターを無視したロバートダウニーJr

CNN日本版よりの記事

書こうか迷ったのですが、昨日のアカデミー賞についてです。

受賞者のロバートダウニーJrがプレゼンテーターのキーホイクアンを無視そしてこちらも受賞者のエマストーンもプレゼンテーターのミッシェルヨーを空気のように扱っているように見えました。

ここ数年アカデミー賞は見ていませんでした。夢中になってみていた時代もあったのですが、コロナの時代から今でも、なんとなく見る気がしなくなっていました。

それでも昨年のミッシェルヨーとキーホイクアンの受賞はアジア人としてハリウッドにやっと認められたような気持がしてうれしかったのです。

ところが今年この2人が今年のアカデミー受賞者に無視されるよう(に見える、けれど無視していたと思う)な映像が流れて、見た瞬間すごく悲しい気持ちになりました。

私たち在米のアジア人、特に長く住んでいらっしゃる方経験あると思います。

あからさまな嫌がらせや差別ではなく「空気のように扱われること」

あるあるだと思います。もう、長年住んでいるので、そのくらいでは落ち込んだりしませんが、こうやって晴れの舞台で公にされると本当に悲しい気持ちになりました。

なんていうかミッシェルヨーを自分と重ねてしまって(それこそ失礼ですがw)あんなアメリカ1の祭典でそんなことするう?と。

ロバートダウニーのほうは目も合わせていませんでした。ひどいな。

まあまあの炎上ニュースにはなってましたがアメリカ大騒ぎまではいってないと思います。もっと騒いでよと思ってしまう。

アジア人差別ってこういう感じが多かったんです。なんか「いない人としてあつかってもいい」「いてもいいけど、みえないよね」みたいな。

悲しく落ち込んでいたのですが、夫は「悲しまないで怒っていいよ」と。なので怒ることにします。笑

在米アジア人怒れ~! んもう、アイアンマン、あやまって。

 

歯根治療をしてきました。Root canal

アメリカで歯医者シリーズ

歯根治療 Root Canal

インプラントの支柱が入り、歯茎の移植もきれいに治り、さていよいよクラウンをかぶせて歯ができる!!というところまで来ましたが、が!

虫歯治療した歯が痛む。

神経の近くなので一か月くらいは痛むといわれましたが、数か月痛む。

私の歯医者に相談したら神経を抜かないとだめかもしれないから専門医を紹介すると。

何度か書きましたが虫歯や定期健診クリーニングに行く基本の歯医者さん。それからサイナスリフトやインプラントなど口腔内の外科医。

さらに神経専門の歯医者。

アメリカって専門医が多いです。以前に書きましたけどファミリードクターの紹介がないと専門医にかかれません。

歯医者も同じで、神経、歯根治療専門医に行ってきました。

クラウンのブリッジつけてあるところなので歯医者は「外さないとだめかも」と言っていたので「またお金が~」と思っていました。

専門医はクラウンの裏側から穴をあけて神経の治療ができると。

よかったけれど、歯の裏側の注射が痛い。それからクラウンに穴をあけるときの音がすごかったです。

工事現場かというくらい。

ゴゴゴ~~!!ガンガンっと

歯から頭蓋骨に響きました。

終わって数日後ですが、まだ痛みがあります。

今度こそ終了!

来週、歯医者でスキャンをして片側ずつ歯を作るそう。一気じゃないんだとちょっと残念。

でも数年もかかった歯抜け治療。4月いっぱいくらいで終わるかなと楽しみです。

 

陪審員のための召喚 July Summons

しばらく更新できませんでした。

この数週間、色々なことがありました。

一番最近では昨日

1 陪審員制度のために召喚されました。

July Summons

 

アメリカ国民の義務だということはわかっているのですが、無理です。英語は第2か国語なので自信がないですと断ろうと思ってたのに、電話やメールではだめでした。ええ~聞いてたんと違う!!行かなければいけなくなって、ストレスで嫌すぎて泣いてしまった。もう日本に帰る!って本気で思いました。召喚状が来てからだと逃亡の罪になってしまうので、それも無理。嫌や~~。

アメリカ国民になり、悪いことなんかしていないのに。召喚!呼び出し!!Have to! しなければいけないという命令的なことが嫌すぎて、なぜか大泣き。ここのところストレスがたまっていたので(後ほど説明します)

それでも仕方なく行ってきました。

8時半に集合160人(陪審員に選ばれるのは13人)数人ずつのインタビューかなと思っていたのに160人一気に裁判所のコートルームの中へ。ベターコールソールでいつも見ていたあの空間。

ちなみにさっと見た感じ、ほぼCaucasianでした。場所的にこの地区はとっても多いので。

名前を一人ずつ呼ばれて、コートの中へ入るのですが、ここまで1時間。もう嫌や~!!

裁判官から説明を受け、質問に挙手します。

最初の質問が「耳に問題があり、聞こえない人または聞き取りがしにくい人」

一名挙手。

っていうか全然聞こえなかったら、どうなるの?そしてどのくらい聞こえないなどの説明をします。うわあ質問が多いし答えなくてはいけないんだ!

裁判官は書類に書き込んでいきます。消去法ですね。

次は「英語に問題がある人、得意ではない人」あ!!ビシーッと挙手。

そして、あれこれ裁判官から質問されました。すごく嫌でした。160人の前で「英語は話せますけど、法律用語とか難しい用語はわかりません」なんという屈辱。これも本当に全然英語わからない人は質問もわからないですよね。なんなん。

ふさぎ込みたくなるくらい落ち込みました。その後も経済的な理由で裁判に出られない人(毎日時間取られるので)病院のアポイントメントのある人、病状や理由を。そしてメンタルの問題がある人、家族に病気やメンタルの問題のある人。皆さん160人の前でそんなパーソナルな質問に答えなくてはいけなくて声が震えてる人も何人か。

どうしても人前で言いたくない人は前に出てきてください。と。それも何人も答えた後で。あ~あ。言いたくない人絶対いたよねと。

全然自由の国じゃないなあ。

すごく、すごく落ち込んで2時半ごろに解散。

例えるならコップの水が水面張力でプルプルだったのが、水が一滴入ってざばーっと出ちゃった感じ。

アメリカは大好きだったし、楽しくやってきましたけど、もう本当に帰りたいなあ。

で、実は計画はあったんです。

1 もう日本に帰国したい。2020年には一人でもぎりぎり3か月いられるだけ日本に行こうと思っていました。これがコロナで中止に。それから3年以上もたってしまった。

2 引っ越したい。出来たら1年後くらいに日本に家族と一緒に帰りたい。夫がアメリカ政府の仕事を探し、私は長期滞在できるかを調べ、猫を日本に連れていく方法を検索し成田の動物検疫と何回もメールしていました。

3 その前に今年4月に旅行で2週間日本に行く予定でホテルも飛行機も押さえていました。大好きな北海道(まだ行ったことないんですが)の予約も。

4 そこでチャチャの病気が発覚。病気の猫をペットホテルやシッターさんに預けられないので日本行きはキャンセル。そして1年後くらいに予定していた日本行きも、もちろん今の時点ではできずに延期に。

5 歯の事も。あとはクラウンを入れるだけというところで、もう一本神経に問題が発生。これは今はいっているクラウンブリッジの下なので、外さなければいけないのかとドキドキしましたが、横から穴をあけて(それも怖いけど)治療できるそう。これも行ってきます。

その他にも持ち家1軒を売ることになったり、あれこれと重なりました。

チャチャの病気の事や猫を日本に連れていく方法なども、少しづつ書いていきます。