2023年3月特別な日そして最近のこと

 

昨年の後半から今年にかけて、精神的にいろいろなことができない状態が続いていました。

気分的には、だいぶ回復してきました。

ご心配をおかけしているコタローさんも、抗がん剤が効いているのかとても元気で過ごしています。

 

パクパクご飯を食べている姿、そしてかなりガリガリだった体格が戻ってきているのがが本当に嬉しいです。

ただ、食べたいときに何時でもあげているので、どうしてもチャチャにも少しあげてしまって、チャチャはさらに体重増えました。wいや、じゃないですね、やばいです。

 

くはあ~~幸せ~~

むふふ~

 

コタローさんの抗がん剤は3週間に一回になったので、チャチャにとって「弟の匂い」にもどりました。

あ、こただ!って。いつも本当に仲良しなのですが、病院後の数日はシャーシャーと怒りまくります。

こたちゃん、腕の毛は剃られたままですが(抗がん剤の注射)すごく元気になってきています。体重も元通りではないですが、痩せてきてはないです。

良かったねえ~

 

この状態が少しでも長く続いてくれたら。心からそう思います。

 

コタの獣医の書類を読んでいると、私が乳がん治療をしていたときと同じ吐き気止めを処方されていました。

その吐き気止めはゾフラン(オンダンセトラン)

ゾフランを飲むのを嫌がるのですが「これは本当によく効くお薬なんだよ、ママと同じなんだよ」って言いながらあげます。

いやあ、本当に本当にあっという間に吐き気が止まる薬です。

 

乳がんが発覚したのが、ちょうど20年前の今日でした。

なんと二十歳記念日!

当時小さかった息子の誕生日でもあります。

「大人になった姿が見たい」と泣いたのを思い出します。

何度もエッセイなどに書いたので詳しいことは省きますが、あまり良い状態ではなかったのです。

大人になった息子と一緒に戦ってくれた初老になりつつある夫と3人でまたこの日を迎えられたことが心から嬉しいです。

これからも人生に感謝して歩んでいこうと思います。

 

 

最近のコタローの様子。猫の悪性リンパ腫の記録

 

コタローの病気が発覚したのが10月終わり、11月から治療が始まり3か月以上経ちました。

悪性リンパ腫(血液の癌)英語ではLymphpmaと診断され、治療をしても2か月から6か月と告げられ、最初は3人で(初めての方、夫と青年の息子どちらも猫たちを激愛しております)泣くことしかできませんでした。

誕生日は迎えられるのかなと思っていましたが、無事に13歳のバースデーを迎えられ、3か月過ぎた今も元気で(すごく元気ではないですが)過ごしています。

 

 

そうなんです、やはりものすごく元気というわけにはいかず、全く食事ができない日があったり、うずくまって動けない日もあります。かなり痩せてしまいました。

週に一回の抗がん剤が2週間に1回になり、それも体重が減るので体に負担のないように3週間に1回にしました。

獣医は動物の腫瘍専門医で、コタちゃんに、とても良くしてくれています。そして「僕にゴロゴロしてくれるんだよ~本当にスイートなんだ」と言われ、もう泣かないようにしているのに、ぐぐっと胸が苦しくなって……。

なるべく考えないように一緒にいる時はただただ「かわいいね、大好き、ありがとう」を繰り返して撫でています。(チャチャにも)

元気が良ければいいのですが、ここ数日具合が悪そうで、そうなると心配でたまりません。また来週抗がん剤の日なので、すこし食欲も出るかな…。

金銭的なことを言えば、下に書く記録にも書きますが最初に24時間の緊急病院(今も行っている獣医病院)2日間の入院と様々な検査で約5000ドル。その後も抗がん剤の日は400ドルから500ドルかかっています。

ペットを飼っている方 出来たら全額出る保険をお勧めします。私たちはローンを組み、クレジットカードで支払い、なんとかやりくりしています。

記録をずっとつけようと思ったのですが、すごくつらくなってしまい、それにブログに書くことも悩みましたけど、心の整理にもなり、同じ病気の猫さんの飼い主さんの参考になるかもしれないので、残しておきます。私もいくつか読ませていただき、参考になりました。

 

 

。。。。。ここから以前に書いた記録です。

 

2022年 10月27日木曜日

コタロー 急に食欲がなくなり、目もどんよりと元気がない様子。チャチャの分も横取りするくらい、いつも食欲旺盛だったので、すぐにおかしいと思いいつもの獣医に連絡して金曜日に予約。しかし近所の獣医はとても小さいクリニックで血液検査などもしないと思い、いったんキャンセルして土曜日に24時間緊急も見てもらえて医療機器がそろっているCare Centerへ連れて行く。診療だけでも150ドルと言われたが、すぐに血液検査などしてもらえるので、ここに決める。

 

29日 土曜日

午後Care Centerに連れて行く。40分ほど待ち、さらに検査に数時間かかると言われたので、一度帰宅。

血液検査をしたところ、腎臓の数値がものすごく悪く(CRE12)緊急入院に。CREを調べたら2以下がノーマルな数値で5以上だと腎不全でも重症だと知る。

 

 

獣医も最初はあまりにも高いことから急性腎不全(ユリなど毒物を食べるとおこる)かもしれないと言われ、一晩点滴をして翌日数値の検査をすることに。

 

30日 日曜日

一晩IVを入れて血液検査 まだ腎臓数値は10だった。まだとても高く、このままでは長くないと言われて家族皆号泣 

夜遅くに会いに行く。小さい待合室で3人で待った。タオルに巻かれたコタローを連れてきてくれた。キョトンとした顔がかわいくて号泣する。「時間の制限ないですからね」ととても優しい人だった。3人で大泣きしながら撫でまわし、コタローは困惑気味。今からこんなに悲しくて治療や介護や、その後のこと出来るのかと思う。

コタローは朝一番で超音波検査をすることになった。

 

 

31日 月曜日

全く眠れず。朝、超音波で小腸に癌が見つかる。腎臓にも転移しているのだろうという話。そのために腎臓の数値が悪いのだろうと言われた。ここで「悪性リンパ腫」と診断される。

すぐにでも抗がん剤を始められるとのこと。抗がん剤をすれば2から3か月生きられる。(*最初の診断、その後もう少し余命が伸びました)しなければ今週末は越えられないだろうと言われた。

病院に入院中にもしかしたら……と思っていたので2~3か月という言葉にその時はあまりショックではなかった。もし病院に連れて行かなければ、数日だった可能性もある。ものすごく元気だったのに、本当に突然だった。

今日から抗がん剤をすぐにしてもらうことにした。

CHOPプロトコルという治療。毎週違う抗がん剤を4回することに。食事ができたら火曜日退院できることに。

 

11月1日 火曜日 退院

大喜びで迎えに行く。痩せていたけれど元気そうに見える。下痢がひどくお尻の毛は剃られていた。下痢というよりも抗がん剤が勝手に流れ出ている感じだ。これは4日ほど続いた。その匂いでチャチャがすごく怒る。弟と認識できないようだ。

痩せたけど、とても元気に見える。食欲もあり、水もよく飲む。それでも心配でこの日も1時間しか眠れず。

腎臓の数値は8以下に下がる。2以下が標準なのでまだ高いけど、とても元気が出てくる。

2日間の入院費用、介護、検査、超音波、合計で4762ドルだった。140円の現在なら66万6000円にもなる。

24時間つききりで見てもらえたのは嬉しかったけれど思ったよりも高額だった。

しかもこれから毎週の抗がん剤は300ドルから500ドル 超音波検査や血液検査、家で飲ませる薬も別料金になる。1か月で3000ドルくらいかかるようだ。

あまりにも健康な2ニャンズだったので、保険ことは考えていなかった。あまりにも浅はかな飼い主だったと思う。

幸いクレジットで払えると聞いたので、そうする。

大事な家族だから、できる限りのことをしてあげたい。

 

。。。。。。。。。。。。。。

 

ここまで下書きに入っていました。その後もずっと書こうと思ったのですが、自分の時のように(乳がん記録をずっと書きました)冷静ではいられませんでした。

猫たちが中心のブログで写真を楽しみにしてくださってた方もいらっしゃるので、治療の経過を書きました。

病院からの治療経過の書類も必ず読み、わからないことは調べています。

知ることで怖いこともありますが、関連の本を読んだり、記録を残すことで、自分の心も落ち着いてきます。

13年間愛情だけは3人でたくさん注いだつもりです。かわいくて、好きでたまりません。これからも出来る限りのことをしてあげたい。痛みや苦しみをなるべく取り除いてあげたいと思っています。

 

 

猫たち13歳になりました。

2023年 2月6日

我が家のニャンズ13歳になりました。

過去記事 チャチャとコタロー12歳になりました。

ニャンズ11歳のお誕生日

にゃんたちの10歳のバースデー

 

ロスアンジェルスで保護したのが13年前の4月6日でした。2か月に満たないと保護できないと言われたので、書類には2月6日が誕生日になっています。

それから約1年後オハイオに引っ越してきました。

家族の、特におとうさんのハートを射抜いた赤ちゃんコタロー

 

昨年10月末にコタローちゃんの病気が発覚して治療しても余命は2~6か月と言われました。

でも、それから約3か月後。元気で誕生日を迎えられました。

悪性リンパ腫で毎週の抗がん剤をしました。今は3週間に1回になりました。体重は2キロほど落ちましたが、こうやって高いところもピョンと飛べるほど元気です。

 

 

足の毛は抗がん剤やその他の注射など用に剃られています。

コタローさんの治療について、なかなか書けなかったのですが、アメリカでの獣医の費用など参考になるかと思うので近いうちに書きますね。保険は本当に入るべきだったと大反省しています。

それから、毎回書いていますが「最初は1匹だけね」と言っていたのに、コタローと抱き合って寝ていたため「一緒に」保護を決めたチャチャ。

 

 

13年間 ずっとずっと仲良しでいつも一緒にいます。「一緒で良かった」と何回言ったかわかりません。

 

 

コタローが入院した時に心なしか元気がなく「ああやっぱり」と心配したチャチャですが、帰ってきた途端「匂いが違う」と怒りまくりました。

抗がん剤が抜けて数日たつと落ち着きます。そうすると、また以前と同じ仲良しに。

 

 

段ボールだらけですみません。きったな!! でも新しいお気に入りが次々と。笑 「捨てないで~」

 

 

 

痩せて元気がなくなっていく様子をアップしたくなくて、コタローの事を書けませんでした。

最近獣医と相談して抗がん剤を3週間に一度にして、食欲の出る薬と吐き気止めを処方していただいたので体重は現状を維持しています。

なるべく病気のここを考えないようにして、でも時間がある限り一緒にいたいと思っています。

チャチャも心配したりヤキモチ焼いたり(皆がコタローにかまっていると)するので同じように接しているつもりです。

チャチャも最近健康診断を受けました。元気で長生きしてほしい、コタローもできるなら1日でも長く元気でいてほしい、と願っています。