海外生活人生を変えるVPN

VPN

Virtual Private Network

以前から気になってはいましたVPN

最近海外に来ている方達には今や常識のようになっているんですね。

石器時代からアメリカにいる化石な私(笑)は全然知りませんでした。

しょっちゅう耳にはしていました。たとえば

「海外からアマゾンキンドル本買えない」という答えにも

「VPN使えば簡単ですよ」と。

え??それはなあに?

簡単に言うと、この場合はインターネットを使って海外にいるのに日本にいるように思わせるもの。だと。

「ぎゃ!!なんか怪しい!違法じゃないの?」とオハイオの化石は思いました。

結論から言うとめっちゃ合法でした。

え、でもでも、それで例えばネットフリックスの日本版とか見たら、違法じゃないの?

めっちゃ、合法でした。

 

ネットフリックス、サイトでも紹介していました。

ええ~?良かったんだあ。

長い長い間

「アメリカ(しかも田舎)にいるから日本のテレビは見られないんです」とあきらめていました。

インターネットで24時間日本のテレビが見られると聞いて契約しようかなと思った頃、確か法的にグレーだと聞いて、断念。

アマゾンキンドルも絶対に買えないから、せめてと読み放題(こちらはVpnなしでもできました。月額980円)に入り「ああ、なんてなんて良い時代だなあ」と喜んでいました。

でも北米への送料がものすごく高くなったので「ああ、もう本は買えないよう」と嘆いていました。

これからはキンドル本買えます。うれしい!

VPNはセキュリティー的にもすごく安全で、例えば街中のインターネットは簡単に情報を盗まれたりしてトラブルが絶えませんが、これは安全だそうで旅行にぴったりだなと思いました。

そして私とは反対に日本にいてVPNでアメリカのインターネットにつなぎ、例えばHBOを見たりアメリカのネットフリックス見たり、そういう使いかたもできますね。

VPN無料のものはセキュリティー的に危ないと聞いて有料を探し、Nordvpnを申し込みました。

月に10ドル前後が多いなか、2年間契約するとなんと月額3ドル47セント 驚きの3度見!

ここも一か月のスタンダードプランは12ドル99セントでしたけど、2年契約ですごくお得に。

30日間返金保証だったので2年プランにしました。

 

今のところ、解約する気ゼロです~。

他にもいくつか会社がありました。レビューなど調べてみて、こちらに決めました。

登録した日からNetflix日本にある映画を字幕付きで見ています。字幕~!!

なんて楽な字幕~!!

夢にまで見た日本語字幕!!嬉しいです。

とくに難解捜査ものが好きなので「ああもうなに、この単語!」と怒らずに済みます。笑

さらにHULU(日本)も契約して夢にまで見た(またか)笑ってはいけないシリーズを見はじめました。(でも3月いっぱいで終了でした。ぐすん。何回も見よう)

ブルーレイで集めていた「笑ってはいけない」高校だけ買い損ねたので2005年の高校編を見てめちゃ笑いました。ジミーちゃんの英語やっぱりおもしろい。

 

あああああああ嬉しい!!

アメリカ生活苦節何十年。こんな日が来るなんて!

インタ―ネットだけでもうれしすぎでした。最近はYoutubeもいろいろ見て日本語素晴らし~と感動していました。

だって!!あれは24年ほど前アイダホ田舎暮らしのころ。あったのはEmailだけでした。グーグルだって、ユーチューブだってなかった。

PCも電話回線で

「ビイいい~~ギャろぎゃろぎゃろ~!!!」と変な音を我慢し、つながるのだって遅くて!

はあはあ。失礼。

そんな化石時代 国際電話だってものすごく高価でした。今なんて無料。うわあああんありがとう。

テクノロジーとか開発に携わるすべての皆様に感謝です。

海外暮らしがすっかり楽になりました~!

 

 

 

 

 

2023年3月特別な日そして最近のこと

 

昨年の後半から今年にかけて、精神的にいろいろなことができない状態が続いていました。

気分的には、だいぶ回復してきました。

ご心配をおかけしているコタローさんも、抗がん剤が効いているのかとても元気で過ごしています。

 

パクパクご飯を食べている姿、そしてかなりガリガリだった体格が戻ってきているのがが本当に嬉しいです。

ただ、食べたいときに何時でもあげているので、どうしてもチャチャにも少しあげてしまって、チャチャはさらに体重増えました。wいや、じゃないですね、やばいです。

 

くはあ~~幸せ~~

むふふ~

 

コタローさんの抗がん剤は3週間に一回になったので、チャチャにとって「弟の匂い」にもどりました。

あ、こただ!って。いつも本当に仲良しなのですが、病院後の数日はシャーシャーと怒りまくります。

こたちゃん、腕の毛は剃られたままですが(抗がん剤の注射)すごく元気になってきています。体重も元通りではないですが、痩せてきてはないです。

良かったねえ~

 

この状態が少しでも長く続いてくれたら。心からそう思います。

 

コタの獣医の書類を読んでいると、私が乳がん治療をしていたときと同じ吐き気止めを処方されていました。

その吐き気止めはゾフラン(オンダンセトラン)

ゾフランを飲むのを嫌がるのですが「これは本当によく効くお薬なんだよ、ママと同じなんだよ」って言いながらあげます。

いやあ、本当に本当にあっという間に吐き気が止まる薬です。

 

乳がんが発覚したのが、ちょうど20年前の今日でした。

なんと二十歳記念日!

当時小さかった息子の誕生日でもあります。

「大人になった姿が見たい」と泣いたのを思い出します。

何度もエッセイなどに書いたので詳しいことは省きますが、あまり良い状態ではなかったのです。

大人になった息子と一緒に戦ってくれた初老になりつつある夫と3人でまたこの日を迎えられたことが心から嬉しいです。

これからも人生に感謝して歩んでいこうと思います。

 

 

最近のコタローの様子。猫の悪性リンパ腫の記録

 

コタローの病気が発覚したのが10月終わり、11月から治療が始まり3か月以上経ちました。

悪性リンパ腫(血液の癌)英語ではLymphpmaと診断され、治療をしても2か月から6か月と告げられ、最初は3人で(初めての方、夫と青年の息子どちらも猫たちを激愛しております)泣くことしかできませんでした。

誕生日は迎えられるのかなと思っていましたが、無事に13歳のバースデーを迎えられ、3か月過ぎた今も元気で(すごく元気ではないですが)過ごしています。

 

 

そうなんです、やはりものすごく元気というわけにはいかず、全く食事ができない日があったり、うずくまって動けない日もあります。かなり痩せてしまいました。

週に一回の抗がん剤が2週間に1回になり、それも体重が減るので体に負担のないように3週間に1回にしました。

獣医は動物の腫瘍専門医で、コタちゃんに、とても良くしてくれています。そして「僕にゴロゴロしてくれるんだよ~本当にスイートなんだ」と言われ、もう泣かないようにしているのに、ぐぐっと胸が苦しくなって……。

なるべく考えないように一緒にいる時はただただ「かわいいね、大好き、ありがとう」を繰り返して撫でています。(チャチャにも)

元気が良ければいいのですが、ここ数日具合が悪そうで、そうなると心配でたまりません。また来週抗がん剤の日なので、すこし食欲も出るかな…。

金銭的なことを言えば、下に書く記録にも書きますが最初に24時間の緊急病院(今も行っている獣医病院)2日間の入院と様々な検査で約5000ドル。その後も抗がん剤の日は400ドルから500ドルかかっています。

ペットを飼っている方 出来たら全額出る保険をお勧めします。私たちはローンを組み、クレジットカードで支払い、なんとかやりくりしています。

記録をずっとつけようと思ったのですが、すごくつらくなってしまい、それにブログに書くことも悩みましたけど、心の整理にもなり、同じ病気の猫さんの飼い主さんの参考になるかもしれないので、残しておきます。私もいくつか読ませていただき、参考になりました。

 

 

。。。。。ここから以前に書いた記録です。

 

2022年 10月27日木曜日

コタロー 急に食欲がなくなり、目もどんよりと元気がない様子。チャチャの分も横取りするくらい、いつも食欲旺盛だったので、すぐにおかしいと思いいつもの獣医に連絡して金曜日に予約。しかし近所の獣医はとても小さいクリニックで血液検査などもしないと思い、いったんキャンセルして土曜日に24時間緊急も見てもらえて医療機器がそろっているCare Centerへ連れて行く。診療だけでも150ドルと言われたが、すぐに血液検査などしてもらえるので、ここに決める。

 

29日 土曜日

午後Care Centerに連れて行く。40分ほど待ち、さらに検査に数時間かかると言われたので、一度帰宅。

血液検査をしたところ、腎臓の数値がものすごく悪く(CRE12)緊急入院に。CREを調べたら2以下がノーマルな数値で5以上だと腎不全でも重症だと知る。

 

 

獣医も最初はあまりにも高いことから急性腎不全(ユリなど毒物を食べるとおこる)かもしれないと言われ、一晩点滴をして翌日数値の検査をすることに。

 

30日 日曜日

一晩IVを入れて血液検査 まだ腎臓数値は10だった。まだとても高く、このままでは長くないと言われて家族皆号泣 

夜遅くに会いに行く。小さい待合室で3人で待った。タオルに巻かれたコタローを連れてきてくれた。キョトンとした顔がかわいくて号泣する。「時間の制限ないですからね」ととても優しい人だった。3人で大泣きしながら撫でまわし、コタローは困惑気味。今からこんなに悲しくて治療や介護や、その後のこと出来るのかと思う。

コタローは朝一番で超音波検査をすることになった。

 

 

31日 月曜日

全く眠れず。朝、超音波で小腸に癌が見つかる。腎臓にも転移しているのだろうという話。そのために腎臓の数値が悪いのだろうと言われた。ここで「悪性リンパ腫」と診断される。

すぐにでも抗がん剤を始められるとのこと。抗がん剤をすれば2から3か月生きられる。(*最初の診断、その後もう少し余命が伸びました)しなければ今週末は越えられないだろうと言われた。

病院に入院中にもしかしたら……と思っていたので2~3か月という言葉にその時はあまりショックではなかった。もし病院に連れて行かなければ、数日だった可能性もある。ものすごく元気だったのに、本当に突然だった。

今日から抗がん剤をすぐにしてもらうことにした。

CHOPプロトコルという治療。毎週違う抗がん剤を4回することに。食事ができたら火曜日退院できることに。

 

11月1日 火曜日 退院

大喜びで迎えに行く。痩せていたけれど元気そうに見える。下痢がひどくお尻の毛は剃られていた。下痢というよりも抗がん剤が勝手に流れ出ている感じだ。これは4日ほど続いた。その匂いでチャチャがすごく怒る。弟と認識できないようだ。

痩せたけど、とても元気に見える。食欲もあり、水もよく飲む。それでも心配でこの日も1時間しか眠れず。

腎臓の数値は8以下に下がる。2以下が標準なのでまだ高いけど、とても元気が出てくる。

2日間の入院費用、介護、検査、超音波、合計で4762ドルだった。140円の現在なら66万6000円にもなる。

24時間つききりで見てもらえたのは嬉しかったけれど思ったよりも高額だった。

しかもこれから毎週の抗がん剤は300ドルから500ドル 超音波検査や血液検査、家で飲ませる薬も別料金になる。1か月で3000ドルくらいかかるようだ。

あまりにも健康な2ニャンズだったので、保険ことは考えていなかった。あまりにも浅はかな飼い主だったと思う。

幸いクレジットで払えると聞いたので、そうする。

大事な家族だから、できる限りのことをしてあげたい。

 

。。。。。。。。。。。。。。

 

ここまで下書きに入っていました。その後もずっと書こうと思ったのですが、自分の時のように(乳がん記録をずっと書きました)冷静ではいられませんでした。

猫たちが中心のブログで写真を楽しみにしてくださってた方もいらっしゃるので、治療の経過を書きました。

病院からの治療経過の書類も必ず読み、わからないことは調べています。

知ることで怖いこともありますが、関連の本を読んだり、記録を残すことで、自分の心も落ち着いてきます。

13年間愛情だけは3人でたくさん注いだつもりです。かわいくて、好きでたまりません。これからも出来る限りのことをしてあげたい。痛みや苦しみをなるべく取り除いてあげたいと思っています。