アメリカ各地で抗議激化 暴動へ

このトピックを書こうかどうか悩みました。あまりにも痛ましい事件から始まった抗議活動そこからの暴動。オハイオでもクリーブランド、コロンバス、シンシナティーで集会がありました。クリーブランドではかなり暴動がおこったと報道されています。

写真はミネソタ28日 放火された店舗

 ANADOLU AGENCY VIA GETTY IMAGES

 

日本でもこの抗議デモそして暴動が報道され始めたと聞きました。私なりに少しだけまとめたいと思います。

 

 

始まりはここから。私の好きなニュース局のBBCを参考に流れをまとめます。

 

ミネソタ州ミネアポリスで25日、武器を持たない黒人男性ジョージ・フロイドさん(46)を取り押さえたデレック・チョーヴィン警官(44、29日に殺人罪で起訴)が膝でフロイドさんの首を9分近く押さえつけ、死亡させた。フロイドさんが「息ができない!」などと悲鳴を上げる様子を近くにいた人が撮影し、ソーシャルメディアで拡散した。チョーヴィン警官と、現場にいた他の警官3人は免職された。

引用BBCより。

この日ミネソタのミネアポリスで抗議デモが起きました。これは連日続き、どんどん過激になっていき暴動に発展します。

29日には警察署に火がはなたれ、ターゲットなどの店舗が襲われます。スプレーでの落書き、ガラスが割られ暴徒が侵入して略奪が始まります。

そしてアメリカ各地へと広がっていきました。

 

29日夜から30日未明にかけて、ミネアポリスのほか、ニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタ、ポートランドなどで抗議する人たちが警察と衝突した。BBC

そして首都ワシントンでもホワイトハウス前に集まり、ホワイトハウスはロックダウンになります。

 

平和的なデモももちろんありました。しかしコロナのストレスも重なり各地で暴動に。

パトカーは破壊され、町は焼かれ、お店では略奪が起こっています。

略奪はどんな理由でも言い訳できない犯罪です。もう黒人差別もジョージフロイドさんの事も関係なくなってしまっています。

略奪はLootingというのですが、ここでトランプ大統領がツイッターでwhen the looting starts, the shooting starts(略奪が始まったら銃撃が始まる)とツイートしてアメリカのツイッター社から「暴力を称える内容のため」とクリックしないとみられない仕様にされました。

アトランタのCNN本社も襲われたり、とにかくアメリカはとんでもないことになっています。

大声での抗議活動はウイルス感染の危険もあります。アメリカはコロナの感染者もまだ増えている状態で収まっていないです。

それから私は今日ニュースで知ったのですが、この暴動そして略奪にANTIFAという反ファシズムの団体が大きくかかわっているようで白人男性が黒人男性にお金を渡して指示を出している動画が撮られて指名手配になりました。

それから白人女性2人がスプレーで落書きをして「私たちはそんなことしない、やめて」と黒人女性が言っている動画も上がっています。

平和的なデモから一転して暴動になったのはうっぷんが爆発しただけではなくて、こういう煽りや指示や煽りもあったのかと思うとショックでした。

そして暴動だけではなく、その後ボランティアで掃除する人たちもいることを知ってほしいと思います。

抗議デモはまだ続いているようです。ロスアンジェルスも暴動と略奪が多く起こっています。

これ以上の暴動に発展しませんように。それからお近くの方気を付けてください。