ブログを新しくしてずっと書いていなかったのですが、今日は乳がんについて書きます。
初めての方へ……
2003年に乳がんステージ3Cという末期に近い進行性の乳がんにかかりました。
当時は10年年生存率も20%あるかどうかというところで失意の日々でした。ハワイで手術や抗がん剤の治療を受けました。その時にずっと治療日記をつけていて、前のブログ(7年ほどやっていたもの)に当時の写真やその時のページを移して載せていました。
2年ほど前に、その文章をまとめて投稿小説のエッセイ部門に載せることにしました。
リンク→カクヨムサイト 乳がんサバイバー
他のサイトにも移植して、そちらでエッセイコンテストで特別賞をいただきました。過去記事こちら 特別賞いただきました。
エッセイコンテストのほうはアルファポリスと言うサイトなのですが、ブログ形式にしてしまったので読みにくいかもしれません。写真なども挿入していますが、読みやすさは上のカクヨムのほうかもしれません。内容は全く同じです。
15年も前の治療なので参考にならないかもしれないですが、こんなに元気になった人もいるんだ!と言うことを一人でも多くのがん患者さんに読んでいただきたいと思っています。
当時は辛く痛みもひどく絶望の日々でした。希望が欲しいといつも自分より悪い状態からのサバイバーを探していたような気がします。
前のブログにつらくて書けなくなったこともあったのですが、やはりこんな人もいるんだと広まって欲しいと思い書きました。
今日も泣いている人がいる。もしかしたら今日告知された人もいるかもしれない。一人一人に大丈夫だよと言ってあげたいのです。がんばろうって。
私が一番聞きたかった言葉だから。科学的根拠なんてなくてもいいから、誰かから「大丈夫だよ」と言ってほしかった。
治療中の方がんばってくださいね。元気な方、病気になってしまったご家族や友人のいる方。「20パーセントとか言われたのに15年も元気な人いるんだって」と伝えてくださいね。
当時と比べて乳がん治療本当に進歩しています。早期だと治療も簡単だと聞いています。早期発見が大事なので、検査に行ってくださいね。
辛い思いをする女性が一人でも少なくなるように祈っています。