アメリカでの大腸検査

 

2024年 9月

Colonscopyという大腸の検査を受けてきました。

アメリカでは50歳を過ぎたら検査を受けることを勧められます。

お尻から管を入れてという、なかなかハードな(と思ってた)検査で伸ばし伸ばしになっていました。

ただ、以前に数回すごくおなかが痛くなり(滝のような汗&蒼白)ERで検査、エコー検査の結果胆石(またはポリープ)発見。そして大腸も調べたほうがいいと言われ、やってきました。

乳がん経験者として何回も「痛くてもマンモグラフィーしたほうがいい」といってきたにもかかわらず「大腸検査、ん~~ん次回」と伸ばしてきました。反省です。

マンモグラフィーと違って一週間前からいろいろとしなければいけないことがありました。

大腸検査準備 前日

 

日本も同じなのかわかりませんが、一週間前にレタスを食べない、とか赤いジュースを飲まないとか細かい決まりがたくさんありました。

今回基地内のクリニックで受けたんですが、以前予約したのは基地の外でその時うっかり数日前にサラダを食べてしまってキャンセルしたことも。

医者からもらった注意書はよく読もうよTomotan笑

というわけで、今回はじっくりと数ページにもわたる注意書に目を通しました。

わかりにくいところは夫に聞き、念を入れてGoogle翻訳も。

病院によって違うと思うのですが、前日は朝から絶食で透明な飲み物のみ。

さらにまずい下剤を飲みます。

以前卵巣手術で飲んだものとは比べられないくらい、飲みやすくなっていました。

卵巣と子宮の手術をしたのはもう20年も前で1リットル(もっとだったかな)のまずいまずい下剤を飲み心折れそうになりましたが、今回はかなり飲みやすかったです。

それでもおいしいものではないので、透明なジュース(白ぶどうジュースなど)をチェイサーにしつつ飲みました。

大腸検査当日

 

翌朝、病院へつき手続きを済ませて手術着に着替え部屋をあけると、なんと

手術室!

というと変ですが、真ん中にストレッチャー、物々しい機械がたくさん!

しかも大腸検査の内科医、麻酔医、点滴をするナース、あれこれ準備するメディック、雑用などをするスタッフと5人もそろってた。

うわあああ、思てたんと違う。

事前にいくつかYoutubeを見たのですが(日本のクリニック)先生1人と看護師さんの2人が多かったと思います。

すごく怖くなってナースに「怖いよ~」と訴えた。笑

もっとカジュアルな感じと思っていたのですが、さすがアメリカっていうか、なんというか。

ガチャガチャと用意する様子を見ながら、あれこれ質問。特に麻酔医に麻酔にすごく弱いことを力説。

OK OKなんつって、ちゃんと聞いてよね。

しかーし「じゃあ始めるね」と点滴から麻酔薬を入れた瞬間から、もう意識はなくて、次の瞬間にはもう終わってた。

全然痛みもなくて麻酔もいい感じ。気持ちよく目が覚めました。先生プロだった。疑ってごめん。

ちょっと前はすごく痛いと聞いていたけど、今はほぼ全身麻酔です。寝てる間に終わった。

すごく楽でした。

しかも目が覚めた瞬間にナースが「ポリープも何もなかったよ」と教えてくれて、すごくほっとしました。

数日後写真も添えられた診断書をもらいました。

自分の腸を初めて見て感動。

麻酔での検査は全く痛くないので、50歳以上の方ぜひ検査に行ってくださいね。

そして、次回は10年後でいいと言われてうれしいです。