40日も続いた政府閉鎖も昨日やっと終わりが見えてきました。数日で封鎖解除となる見通しです。
[ワシントン 10日 ロイター] – 米上院は10日、連邦政府再開に向けた法案の採決を行い、賛成多数で可決した。米国史上最長となった政府機関閉鎖が終息に近づいた。
法案は共和党議員のほか、民主党議員8人が賛成し、60対40で承認された。民主党側は年末に期限が切れる医療補助金の継続を求めていたが、今回の法案には盛り込まれなかった。医療補助金を巡っては12月に採決を行うことになったが、継続が保証されたわけではない。
ロイターより転載
前回も長かったんですが今回は最長。そして休暇になっていた政府職員の中でも、大切なポジションの方たちは働かざるを得なく、そして無給。
今回大ダメージをくらったのが空港関係です。安全検査、航空管制が麻痺状態になりました。TSAの検査待ち時間が3時間4時間待ちになったそう。飛行機の延滞どころかキャンセルが続き、家に帰れなくなる人も続出しました。
ショーンダフィ運輸長官は9日「事態は悪化する一方」とし、安全のため10パーセント運航を減らしました。
そして昨日政府閉鎖が解除されるかもと明るいニュースもありましたが、空港がいきなり機能するはずもなく、本日10日も大混乱のようです。
[ワシントン 10日 ロイター] – 米政府機関の一部閉鎖が長期化し、航空管制官が不足する中、米主要空港では10日、1500便超が欠航となっている。欠航便が1000便を超えるのは4日連続となった。
航空機の運航状況を追跡するウェブサイト「フライトアウェア」によると、 米東部時間10日午前8時30分(日本時間同日午後10時30分)までに1550便以上が欠航、1400便が遅延した。9日には2950便が欠航、約1万0800便が遅延し、政府閉鎖が始まった10月1日以降で最悪の状況となっていた。
お給料が出て、その中から家賃、生活費、学費、いろいろな支払いをしなくてはいけないのに、給料が出ない。しかも週6日の残業、夜ウーバーイーツなどでバイトを始めた方、やめた方も多くて大混乱だそう。管制塔の仕事は少しのミスも大事故につながるストレスフルな仕事。なのにフラフラのままウーバーなどの仕事をするなんて。
Bloombergの記事によると
米議会で政府閉鎖解除に向けた取り組みが進む一方、航空便の混乱が拡大している。航空管制官の労働組合は、要となる職員が2回連続で満額の給与を受け取れなかったことにより「安全性の低下」が進んでいると警鐘を鳴らした。
一番心配していることです。
これから得に感謝祭で移動が多い時期。
そして私たちも今週末に飛行機に乗る予定があったのですが、今日キャンセルしました。
政府閉鎖による延滞などの理由から、全額返金されると聞いていたのですが電話をしたアメリカンエアラインでは今週の土曜日までのフライトが対象だそう。
約3000ドル(45万円)フライトインシュランスもかけていたのに(自分たちの都合のキャンセルには対応しないと)3000ドル消えたあ~!と泣きそうでした。
でも安全が一番だし、空港で3時間待つのも困るし(次の便間に合わない)さらに荷物検査などの職員さんだって、助かるのにい。
AAの会社と話し合うとチケットの延期ができました。それが良かったので、ほっと一安心。こちらに変えるのは1人につき約130ドル 390ドルかかります。
ちょっと納得いかないですけど、しかたないですよね。
今日一日のストレスで肌荒れで顔がぶつぶつに。
政府に化粧水代も払ってほしいww