新型肺炎について アメリカでのマスク着用

怖いですね、新型肺炎。

インターネットで毎日増えていく感染者のニュースを見てショックでした。

アメリカではそれほど大きなニュースになっていなくて、ニュースのチャンネルをつけると大統領選のことがほとんどです。肺炎はワールドニュースとして取り上げられている感じです。

アメリカの感染者も増えています。そして一度記事を消したのですが(また戻そう)チャーター機で中国から脱出したアメリカ人はそのまま軍に隔離されています。

この頃日本ではまだ管理が緩くて心配のあまりブログにアップしました。なんせ検査拒否して帰ってしまった人までいて、どうして政府はそういうことを許すのかと唖然としました。

 

。。。クルーズ船の監禁について

 

その後日本も厳しくなり大型クルーズ船の乗客から感染者が出て、そのまま隔離が始まりました。

でも船の中ですから感染は広まるのではないでしょうか? 病院内の保護服を着ている医者でさえ感染しているのに。

それにホテルと違い、客室も狭いと思います。ニュースではアメリカは自国民を迎えに行く要請をしたと。隔離は当然と思ってはいますが、囚人ではないのです。安全で薬なども豊富な場所でお願いしたいです。待っている家族も心配だと思います。

毎日ニュースを読み、心配のあまり落ち込んでいました。

アメリカの感染者は15人(6日)で増えていくのがすごく怖かったのですが、ある記事を読んであまり心配するのやめました。

CNNより

The CDC estimates that this flu season, which started on September 29, there have been at least 22 million cases of the illness in the US, 210,000 hospitalizations and 12,000 deaths.

CDCアメリカ疾病管理予防センターによると9月29日から始まったインフルシーズンから今まで少なくとも2200万人がインフルエンザに罹り21万人が入院し、12000人が亡くなっている。

 

毎年猛威を振るうインフルエンザですが今年のは特に脅威です。

インフルエンザワクチン今からでも受けて欲しいです。ワクチンは罹らなくするためのものではないのです。少しでも軽くなるのであれば、受けたほうが良いと私は思います。

肺炎感染15人で震え上がっていましたが、インフルエンザも本当に怖いです。だからと言って誰とも接触しない生活、閉じこもっているのも不可能です(まあかなり引きこもりですが)だから恐れすぎてストレスになるのもよくないなと思いなおしました。

。。。マスクについて

 

肺炎の影響で日本ではマスクが品薄だと聞きました。

アメリカはマスクをする文化がなく、本当に見たことありません。病院にはありますが用途は

(自分が感染させる恐れがある病気にかかっている場合に、他人に移さないようにするため)が多いのです。

もちろん免疫力が弱っている場合に勧められることもあります。抗がん剤中は白血球がものすごく少なくなって免疫力が下がります。その頃からピュレルというアルコール消毒液が手放せなくなり、人ごみに出る場合にはマスク着用を勧められました。ですが「ぎょっ」とされるのがいやで、ほとんど外出しませんでした。

本当にマスク姿を見ないです。

アメリカは地区によっては禁止の所もあります。テロや強盗などの顔隠し防止のためです。

もう少しマスク文化の理解が広まってくれたらと思っています。

肺炎もインフルも早く収集しますように。

それから闘病されている方、隔離されている方。がんばってください。

 

 

 

US evacuation 最新のニュース

 

アメリカのニュースです。

今日は読書感想を書こうと思っていました。それにこのブログではニュース関係のことを書くのをやめようと思っていましたけれど、コロナウイルスの情報は大事だと思い書いておくことにします。状況が変わったり間違えた情報だった場合すぐに削除します。

まずは武漢(英語ではWuhan ウーハンと言います)から US evacuation flight についてABCニュースより。全文はこちら

 

 

内容は中国の武漢にチャーター機を飛ばして200名以上のアメリカ領事館スタッフとアメリカ市民を脱出させたこと。

そしてカリフォルニアの予備の空軍基地(マーチ予備基地。今は使われていない)に連れていかれたことなどが書いてあります。

 

この中で大事なところだけ訳します。

。。。。。。

All passengers were also screened twice before leaving China, said officials.

中国を離れる前に全ての乗客は2回検査を受けた。

Upon arrival in California, all passengers will be quarantined for at least three days and monitored by the CDC, per authorities. Those who show signs of the illness and need to be tested could be held for as many as 14 days.

 

カリフォルニアに到着した全ての乗客は最低でも3日間 CDC(アメリカ疾病管理予防センター Centers for Disease Control and Preventi)の検査を受けるため隔離される。病気の症状がある場合やテストが必要な場合の隔離は14日間。

。。。。。。ABCニュースより。

 

これくらい厳しくて良いと思うんです。もし自分だったらと考えると、危険なウイルスに感染しているかもしれないときに、一番したくないのは愛する家族のもとに帰ること。ウイルスをまきちらしたくないですから。

今回、日本の対応に納得できません。チャーター機を出したところは「おお日本も考えてくれてるんだ」と嬉しく思いましたけど一人8万円徴収するのだとか。

え??お金取る??それどころか帰ってきた人が記者会見してました。隔離は?

隔離どころか2人検査拒否で帰ってしまった! 症状のない人は自宅に帰って良い。えええ? 帰っちゃダメ。

そして今日のニュースでは検査を「念のため」に受けた人の中から3人もコロナウイルスのキャリアがでた。←いまここ。

ありえないです。ひどすぎます。他にも、これはニュースを読んでいないのですが、いったんホテルにとどまってもらうけれど相部屋なんていう話もありました。相部屋!!意味ないです。倒れそう。

 

 

いつも言ってます日本大好き。私の祖国。家族も友人もいます。でも日本政府は本当にこういう時にひどいです。自国民を大事にしてほしい。帰りたいから帰らせるじゃダメなんです。たぶん皆さん不安で反対に帰りたくないと思います。

病院での隔離それから適切な処置をしてからやっと安心して家に帰れるのではないでしょうか?

実はここの所落ち込んでいました。コービーの事故もすごくショックでした。人生とはと考えてしまっていました。

そして今日はカッカと怒っています。こんなルーズな危機管理のままオリンピックなんてありえないと私は思ってしまいました。

大事な日本です。国のトップがしっかりと守って欲しいです。

 

お笑いに助けられた私が吉本興業の記者会見2つ見て思ったこと。

今日も本当にごめんなさい。アメリカも猫も全然関係ない、日本のニュースについてです。吉本の会見についてちょっとだけ書きたいと思います。

吉本というかお笑いが大好きなんです。

十数年前、病気で寝込んでいるときに送ってもらった録画のビデオテープ(ビデオ!!)にどれほど助けられたかわかりません。

かなり悪性の乳がんでつらい闘病と絶望の日々。日本の家族がお笑い番組を録画して送ってくれて、特に(ロンドンハーツ)と(リンカーン)が何よりも楽しみでした。

痛くてつらい治療の間でも笑うことができました。母親の壮絶な姿を見て小学校へも行けない状態になった息子さえ笑うことができました。

 

当時ずっと見ていたその番組に出ていた宮迫さんと亮さん。今はほとんどお笑い番組見られないですけど、大好きな芸人さんです。

その2人が反社会のパーティーへの出席しそしてギャラに対しての嘘が発覚した時は本当にがっかりしました。

特にロンドンブーツの亮さんは昔大ファンだったので「そんな人だったんだ」とびっくりしました。それでも「早く謝ってたら良かったのにい」とこのブログにも書いたと思います。

一昨日宮迫さんと亮さんが2人でやめる覚悟で開いた会見を見て、さらにびっくりしました。

日本ではさんざん報道されていると思いますけど、アメリカでは知らない方も多いと思うので少しだけ説明しますね。

2人(他にも数名の芸人さん)が反社会のパーティーに会社を通さずに出席してギャラを受け取ったこと。ギャラを受けとっていないと嘘をついていたこと。嘘をつくのがつらくなり実はもらってしまったと言い、さらに謝罪記者会見を会社にずっとお願いしていたけれど、会社が一方的に開かせなかったこと。

もうやめてもいいから、会見をさせてほしいという亮さんに社長が「テープ回ってないやろな」「ほなら、やったらいい。でも全員首だからな。それでいいならやったらいい」と言われ、なにもいえなくなってしまったこと。

涙で詰まりながら絞り出す言葉は心に届くものだったと思います。

宮迫さんの説明はさすがにプロでしたけど、そこには嘘はなかったように思います。そして亮さんが泣きながら「親だとしたら子供が悪いことをして謝るのを止めないと思う」(吉本はファミリーだと言われて)というセリフには、もらい泣きしてしまいました。

そしてこれで世論がぐっと傾きまして、芸人たちも声を上げだしました「こんな会社じゃだめだ上が変わらなければ、俺はやめる」(極楽とんぼ加藤さん)という声も上がり、ダウンタウンの松本さんが吉本に交渉して「社長が会見しなければだめだ」となり、昨日吉本社長の会見が開かれたました。

これがもう歴史に残るようなひどい記者会見だったんです。

最初に出てきた弁護士も長々だらだらと説明し、その間もマイクをぶらぶらと口元で揺らしてとてもプロと思えない状態。社長はさらに謝罪と言いつつずっとずっと下を向いて文章を読み上げるしまつ。

さらにひどかったのが質疑応答で、あんなにひどい質疑応答を見たのは生まれてはじめてです。質問に対しての答えが全くかみあっていない、何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。

1時間近く見ましたけど(会見はなんと5時間半)これぞ「ぐだぐだ」で要領を得ない答えばかりで、会場にいた記者さん達よく我慢できたなと思いました。

アメリカだったら靴とか飛んでそう(笑)そのくらいのひどさ。

こんな人が大企業のトップにいる。そして圧力をかける。パワハラをする。

恐ろしいことです。

会社のトップが責任を負って辞任会見ならわかりますが1年間の減給と聞いて「え??」あんな恐喝のようなパワハラで?

このまま、あやふやにならずにトップの交代をするなり、より良い会社になって欲しいと思います。

そしてそれはやめていくものに圧力をかけるジャニーズ事務所なども同じで、この機会にエンターテイメントの世界も古い体制を捨てて新しくなって欲しいと思いました。

アメリカでもやっと最近Me too運動が起こり、改善されようとしています。

勇気をあげて出した声をつぶさないような社会になって欲しいと思います。