インプラント2 アメリカで歯医者シリーズ

 

インプラントの支柱 アパットメント Implant abutment


インプラントの支柱6本埋め込みをして今日で11日目です。

すっかり傷も治り、痛みもなくまりました。

数日でチェックアップに行きますが、きっと問題ないと思います。

鏡で見て見るとターミネーターのよう笑 ねじ頭みたいなのが見えています。

気になるのは6本のうち1本だけアパットメントと呼ばれる金属の蓋?のようなものが付いておらず、ここは後からもう一回gum graft surgeryというものをするので、他の部位と違うのかもしれません。

これはインプラントのクラウンいわゆる白い歯装着前に行うようです。

 

2021年からのインプラント大騒動w

私はインプラント用の骨が足りなかったので、骨を増やすところからしなければいけませんでした。

2021年に他の歯医者で1度しているのですが、骨移植が終わってインプラントをするころに、コロナの亜種がひどくなりキャンセルしました。

1年後に他の歯医者に見てもらうと骨が足りずにインプラントできないことが発覚。3人目の口腔手術&インプラント専門医に診てもらい、同じく骨も足りないという意見で何度も話し合った結果、やはり入れ歯ではなくインプラントにすることにしました。

そして上あごのサイナスリフトもすることになりました。

Bone grafting:骨移植 骨体積を増量するための外科術式。

 

Sinus lift サイナスリフト上あごの骨を増やすための治療法です。上顎洞を覆うシュナイダー膜という粘膜を押し上げてスペースを作り、インプラントを埋入するための骨の高さを増やします。

素晴らしいドクターと出会えて良かったのですが、このサイナスリフトがかなり痛かったです。

こんなところ押あげての手術 数日は下を向くと鼻血がでました。

そこまでの手術が昨年12月末でした。

アメリカでは骨移植とサイナスリフトは歯医者ではなく口腔外科専門医が行います。

すっかり治癒した後にこの口腔手術のドクターと組んでいる歯医者の方で、今度はインプレッションという型取りをします。

ちょっと前までは柔らかいガムみたいなものを硬い金属のわっかのようなのに流し込んで型をとっていましたが、これが本当に苦手でした。

身構えているとなんと3Dの機械でチャチャっと。

医学‼テクノロジー!ありがとう!!

進歩しています。

そういえば抜けた歯がサメのようにまた生えてくるような研究もされているんですよね。夢のようです。

しかーし、これまた先の未来だと思うので今は治療を頑張りたいとおもいます。

次のステップは4か月後くらいに歯茎の手術 そして5か月後くらいにやっと歯が入ります。

長かった歯抜け生活!早くにっこり笑いたいです。

セカンドオピニオンの大切さ 

 

Second opinion セカンドオピニオン

 

診察の診断や治療選択などを現在の医者ではなく違う医者にも意見を聞くことをセカンドオピニオンというのですが、私は19年前の乳がん検査(触診)で3人の医者に診てもらい「違うと思う」と言われ、いわゆる誤診をされました。

セカンドどころかサードです。ずっと違和感がありました。「何でもないはずない」と。

その後やっとマンモグラフィー検査をしたときに乳がんが発覚しました。

言われるままに手術をして抗がん剤をしてと治療をしていましたが、当時の主治医に不信感が芽生え、思い切って主治医を変えたこともあります。

日本人としては「なんだか悪いかな」と思ったりしますが、この時は命にかかわる病気ということもあり、納得がいくまで話し合いをしたり、セカンドオピニオンを求めたりしました。

どんな病気であろうと、自分自身の体です。別の意見を聞く、納得のいく治療をする。何度も話し合いをすることは大事なことではないでしょうか?

 

それは歯医者も同じだと思いました。

 

 

骨造成でAll-on-4から骨造成で各インプラントで話を進めていましたが、いやでいやで、すごく鬱状態になって言って、よく考えて自分の気持ちにやっと向き合えました。

そしてデンテストに電話しました。

●もう手術は嫌なこと
●インプラントよりも入れ歯にしたいこと
●アクリルよりも柔らかい素材にしたいこと

何回かすれ違いになり、お互いに留守電に伝言を残して月曜日にこれからも予約を入れて、また検査します。

何度も「あれしたい、これはいや」とわがまま放題な患者の希望を何度も何度も聞いてくれて、すごくいい先生です。申し訳ないと思っています。

でも患者は私で納得がいくまで考えることも大事だと思いました。

以前のデンテストに言われるまま奥歯を4本抜歯して骨造成したことは後悔しています。抜いてしまった歯はもう戻りませんから。

そしてインプラントと検索するといいことばかり出てきますが、患者さんの声を聞くと後から痛くなる場合もあるそうで、その場合はもう何もできないのだと。

それも怖い、そして骨造成の痛みもかなりのものでした。

命にかかわる治療なら痛いのも我慢しますが、選択肢がまだあるインプラントについては、もう少し慎重に考えてからにします。

入れ歯は部分入れ歯になりますが、柔らかい素材のFlexible dentures 日本ではコンフォート入れ歯と呼ばれているものにしようと思っています。

自分の気持ちが決まって、すっきりして鬱状態抜け出せそうです。

 

アメリカで歯医者シリーズ インプラントやめます。

 

悩みに悩み、ついに出した結論。歯のインプラントはしないことにしました。

というよりも本音は「骨造成はもう、したくない」です。もっと深い気持ちは「もう手術は嫌」です。

ほぼ20年前になりますが乳がんを患い、いろいろな手術を繰り返しました。7回か8回。手術というと、あの辛さを思い出してしまいます。

入れ歯など他にも選択肢があるならば、もう手術はしたくないのが本音です。

 

 

前回、医療費の全額を間違っていました。訂正します。最初に勧められた上あごにサイナスリフト×2そして上の歯を全抜歯、インプラントAii-in-4もしくは6.下のあごにも骨造成そしてインプラント数本。

全部の金額はまだ出ていませんでしたけど「だいたい35000ドルくらいになります」と言われました。(今1ドル140円で計算すると490万円)

インプラントに行く前の抜歯とサイナスリフトと骨造成だけでも約10000ドル(今なら140万円)入っている保険がカバーする分が約2000ドルでした。

金額だけでも、もちろん嫌!なんですが、以前の骨造成(違う口腔外科で一度しています、でも骨が足りませんでした)でこりました。

 

歯茎にメスを入れて、骨に穴をあけて異物(砕いた人口骨)を詰める手術です。

すごく痛みもあり、24時間血も止まりませんでした。顔もかなり腫れます。こういう、ちとえげつない経過をあまり詳しくブログに書きませんでしたけど、不快な状態が続き、抗生物質でのアレルギーも出て、大変でした。

 

すさまじい腹痛に失神寸前。異常な汗と顔面蒼白。抗生物質だけではないかもしれないし、なんだかもうすっかり嫌になってしまい、インプラントできるようになってもコロナの亜種がでてきたりしてキャンセル。その口腔外科医は「先に支払いをしてくれ」と言い出して、不信感が芽生えて他の医者にかかることにしたのです。

一からやり直し。

しかし、新しい歯医者と口腔外科医も同じく「おすすめはインプラント、それも全部抜歯してAii-on-4がいい」と言われたのです。

 

 

私の場合骨が足りないので骨造成、かなり痛いと言われる手術のサイナスリフトも必要でした。

すごく悩んで全抜歯は嫌なので各インプラント(足りない部分は6本ほど)にしてほしいと言いました。

それでも、やはり嫌で嫌で。

他に絶対に選択がないのなら仕方ないですが、どうしてもサイナスリフトなどの手術が嫌でデンテストと電話で相談しました。勧めたいのはインプラントだけど私の希望なら入れ歯を作ると言っていただき、今のところインプラントはやめる方向で希望しています。

柔らかいタイプの奥歯の入れ歯を希望しています。費用などもなるべく詳しくリポートしていきます。

毎日リサーチをしていました。インプラントして後悔した人の話もたくさんあり、怖くなってしまいます。

自分の体の事だし、金銭的にも大きいのでよく考えて決めたいと思います。