我が家の英語日本語言いまつがい。

久しぶりに我が家の英語間違い(私)&日本語間違い(夫)について書きます。

以前ブログによく書いていました。こちらはエッセイ

「アメリカンおとうたんとの日々」(大爆笑な国際結婚)にまとめてあります。カクヨムのページ 真白タミイ

ちなみにこのエッセイは36話と37話の英語スラング 男性器女性器ばかり読まれております。アクセス集中 笑

マフィンが有名でして、今でもグーグルに英語スラング マフィンと入れるとこのエッセイのページが上のほうに出てくるとか…Google先生…。

 

おとうたん(ブログの読者様からそう呼んでいただいていて定着しました)の日本語本当に面白いです。語彙が結構豊富なのに文法が英語になったりするのでとんでもないセリフになったりします。

このエッセイから抜き出すと第9話夫の日本語から

聞きまつがい編 私「栗きんとん台所にあるよ」→夫「クリントン大統領?」

言いまつがい編 Pleaseを(ください)と覚えてしまい。息子に

「宿題ください!」正しくは宿題をしてください。

「猫のうん〇ください!!」正しくは猫の…まあ…うん〇はあってるけど。取ってくださいか掃除してください。

それから第35話 夫の爆笑日本語より

正しくは →鬼 間違い →うに 「ウニヶ島にウニ退治~ぎゃはは ウニは~外 ひいい」と10分ほど笑い転げた思い出。

韓国 → 監獄 そこから→看護婦

いやあ、忘れてて自分で笑っちゃった。毎日のことで忘れていくんですよね。

大笑いして失礼だとお怒りのお客様。違うんです。夫も一緒に笑ってます。

それにこんなの笑うなという方が無理です。電話での日本語チャレンジ。

「今日、はやいは、おわらない! 問題ある。仕事おわった。でももっとある。おわったら後にある」

翻訳たぶん 「今日は問題が発生して早く帰れないんだ、仕事そのものは終わったけれど、その後にする仕事がある」

 

素晴らしい!意味が分かるからすごい!これは軍時代に鬼軍曹と恐れられてた時なのでより面白いって言うか、笑

でもプライドが高くて笑われたくないから一言も話さない人よりも偉いし可愛いと私は思います。

 

それに私のほうが数倍英語間違えております。

 

ただ日本語で書くと日本語の間違いのほうが断然面白いんですよね。だからブログやエッセイは夫の間違いが多くなります。

私の英語間違いは夫と息子その友人たちから爆笑をかっさらっております。笑

自分でもすごいなと思った間違いはこちら

Testify(テスティファイ)証言  を→ Testicles(テスティコーズ)睾丸

テスティまで同じじゃん、間違えるよね? ←普通は間違えない。「こんな間違いしたんだよね~」って言うと息子の友人バカ受けしてました。あはは~

それから第39話の大間違い英語より

ゴールデングローブ賞を→ゴールデングレープ賞 さらに

スタンディングオベーション を→スタンディングオペレーション

この辺はまだかわいい間違いだと思うんですが、ちょっとすごいのは

妊娠中にcontractionコントラクション(子宮の)伸縮 →Constructionコンストラクション(工事)

「お腹痛い痛い!!工事始まったああ~!!」って言いました。

お産の時に笑わせてどうするんだ。

ありすぎて紹介しきれません。お産は24年前ですけど、今でも盛大に言いまつがいしております。

言い間違いというか、いい加減に覚えているのが多いです(自分で言っちゃった)

最近はまりにはまったマンダロリアン 

感想は別ブログに書きます。ネタバレではなく名前覚えられなかった話です。

おもしろいと話題で早く見たかった私

「ねえ、あのマン…サムシング見ようよ」と私
「なにそれ?ぜんぜんわかんない」夫
「なんだっけ?スターウオーズのマングローブ」熱帯の木!!全然違います

とある日
「いつ見る?マンダリン」それはミカンです。

別の日
「おもしろそうだなあスターウオーズの…マンドリルだっけ?」それはサルです。

また別の日
「今日見る?マン…ドロリン?」もう何がなにかわかりません。

わざとじゃないんですけど、いい加減なんです。
いつも名前は適当に言って「あれ」とか「それ」とか。

ついに頭にきたしびれを切らした夫は大声で

「マン!!」 ちょ、マンって?と笑う私に、もう一度「Man!!」
それから「バックトゥザフューチャーのDeLorean デロリアン!!」

あああ~そっかあ、わかりやすい。ありがとう夫!!

で、先ほど見終わってツイッターに「マンデロリアンおもしろかった~」って書いてトリビアとかググろうと思ったらなんと日本語ではマンダロリアン

いやああああ~!!タスケテ。あの車デロリアンですよね日本語でも。なんで変えたし!

英語も日本語も怪しいです。

私の英語勉強法 過去編2 アイダホでの試練

前回の続きです。

結婚して日本の基地内で生活をしていました。妊娠して、出産も基地内の病院でした。この頃の英語は意思の疎通ができる程度で混み入った話もできませんでしたし、文法的にも発音的にもひどかったと思います。

特に病院では困りました。妊娠でそういう教室に行っても何もわからない状態でした。ノーラコーリさんの「海外で安心して赤ちゃんを産む本」を何度読み助けられました。

アマゾンを見ると、まだ売られていましたがレビューが「内容が古い」なるほどと思いました。20年以上前の愛読書?でしたから。私にはとても良かったです。

この後の赤ちゃんを育てる編それから学校編も持っていて、重宝しました。

その時々の状況に応じて調べるのが一番勉強になると思います。

その時はかなり出産用語を勉強したと思っていたのですけど、わからなくて聞き直すと意地悪なナースに「こんな言葉わからなくても結婚して子供産むのねー」と早口で言われたこともあります(そんな悪口は早口でも聞き取れます。笑)

在日の基地内では日本人もたくさんいて、あまり英語に苦労しないんですね。日本人従業員が多いので、何を買うのも、どこに電話するのも日本語で大丈夫でした。(基地によって違うかもしれないです。それから20年前です)でもそこで甘えてるわけにはいかないと思い、きちんと習うことにしたのです。

子供を育てながら基地内の大学で講習があるESLに行くことにしました。

English as a second language 英語が第一国語ではない人のためのクラスです。

先生は日系人で日本語のほうが怪しい先生でした。ここで飛躍的に(自分比)伸びた気がします。

英会話中心ですが、ここでは読み書きも重要だと教わりました(私は読み書きがダメダメなのです。今でも苦手です笑)

ここでの決まりは調べ物をするときは英英辞典を使うこと。でした。最初はすごく苦労したのですが、これがすごく良かったです。わからない単語を英語で引く。英語の説明を読む。わからなければ、またその単語を調べる。かなり高くて重たい辞書を買った覚えがあります。今ならスマホでちゃっちゃと出てきて発音まで教えてくれますね。

英英辞典とそれから「とにかく何でもいいから書く、書いて書いて書く」と宿題も書くものが多くてつらかったのを覚えています。

今思い出すと私頑張ってた(笑)今全く向上心なくゴロゴロする毎日で、どうしたんでしょうか?反省です。

そうやってかなり会話も上達していき、その頃にアイダホに異動する話が来たのです。

カリフォルニアに数回行っていたので「アメリカだもん、どこでも同じでしょう?」となめてかかってアイダホでえらい目にあいました。

。。。。。。。。。。

初めてのアメリカ生活を控えて興奮よりも不安が大きかった日本を去った日。

基地のバス乗り場にたくさん友達が来てくれました。親友も遠くから来てくれてバスが出た後崩れ落ちて泣いたそうです。私もバスの中でも号泣。飛行機離陸で号泣。飛行機から見下ろした真下には隅田川の花火が見えて「祖国ニッポン!!」と言いまた号泣。

アイダホについてからは、すっかり覚悟が決まっていたと言いたいところですが、小さな空港、そして砂漠を見て唖然。タクシーに乗り「ここから1時間半くらい」と言われさらに唖然。なによりもなん十分走っても変わらない景色に驚愕しました。

途中うとうとして30分くらい眠って目を開けた時、全く同じ砂漠の地平線でした。

これは違う国の写真ですけど、こんな感じです。

 

小さな基地の生活が始まったとき息子は4歳になっていました。小さいコミュニティーの中人間関係が濃厚でアメリカ人の友達もたくさんできました。

アメリカ映画のような田舎町の付き合いです。外に安いチェアーを並べて井戸端会議(笑)近所の子供も毎日遊びに来て、すっかり英語にも自信がついていた頃、5歳になった息子が幼稚園に通うことになりました。

その頃の息子はあっというまに英語だけになってきていました。友達も英語、近所の人も全員英語。日本にいたらテレビも日本語。日本の家族や友達がしょっちゅう来て皆で日本語を話していたのですが、それもまったくなくなったので日本語を話すのはお母さん(私)だけ。

私が日本語で話しかけても英語で答えが返ってくる。そういう生活でした。

あっという間に英語になったとはいえ、生まれたころから日本語も教えてきたので言葉も遅かったですし、2か国語で混乱することもしばしばでした。

そんなある日幼稚園から連絡が来て「もう一年やり直した方がいい」と言われたのです。幼稚園で留年!!基地に数人いた日本人奥さんに聞くと「うちもそうだった」と言われてこれまたびっくり。

面接に行くと「英語を理解する能力に欠けているようだ」と言われました。夫が「家ではそんなこと全然ないですけどね」と言うと「わからない単語がかなりある」と言われました。例えばカーペットはわかるけど、ラグと言われるとわからない、とか。そんな程度で留年??とびっくり。

結局 Tutor (チューター)という家庭教師の先生をつけてもらって卒業できたのですが、書類に「英語力の欠如は母親がちゃんとした英語を話せないせいでした」と書かれていて、その時のショックと情けない気持ち、悔しい気持ちは数年たっても忘れられませんでした。

私のせい?私のせい?これこそが号泣というくらい泣いて、その後涙も枯れて日本に帰ろう。そう思いました。

近所のアメリカ人友達に話したら「なにそれ??そんなことないじゃん、私たちと毎日F(ファッ〇ンぐ)話してるよね?Fゴシップばっかだけど、ぎゃはは」とその人のFワード満載の英語もあれですけど(笑)

その先生は田舎の白人のおばあさんで人種差別がかなり強かったようでした。口には出さなかったですけど、態度が見え見えでしたね。

今だったら「うるせーよ」くらい言ったのになあ(笑)当時の私は心の底から傷ついたのです。しばらくトラウマで英語を話そうとすると「文法合ってるかな」と気になって話せなくなりました。

その後日本に帰ることになり、英語だけになってしまった息子になんとか日本語を教えようと大奮闘が始まるのですが、その話はまたいつか書こうと思っています。

英語勉強法じゃなくなってしまった(笑)

 

 

 

 

私の英語勉強方法 過去編 1 映画から聞き取り

私が昔した英語勉強方法を少しずつ書いていこうと思います。

それから永住権の取り方などを昔のブログに書いていました。これは情報が古くなってしまったと思うのですが、テスト内容はあまり変わっていないようなので、また少しづつ書いていこうと思います。

。。。。。。。。。

英語は結婚する前から少し勉強していました。それでも会話に困らなくなったのはアメリカに来てからです。

よくある誤解に「英語圏に住んでいたらいつのまにか英語が話せるようになる」というのがありますが……なりません。

何十年もアメリカに住んでいてほとんど英語を話せない人を何人も知っています。特にロスアンジェルスでは日本人街やチャイナタウンなど外国人コミュニティーが出来上がっているところに多かったです。LAはスペイン語の人もとても多くて、英語はあまりわからないという人も多かったです。

結婚前の勉強方法はひたすら(リスニング)とにかく耳慣れしたいと思ってなんでもかんでも聞いていました。特に米軍のFENはよく聞いていました。でも1年くらい全然わかりませんでした。

当時の中学高校の英語では、読み書きに力を入れてました。そして使っていた英語の教材(カセットテープ!!)はあまりにもきれいな発音でゆっくりでした。

これは当時聞いていた「ラジオ英会話」「テレビ英会話」も同じだったと思います。基本の綺麗な発音。

アメリカでショックを受けたのはもう全員というくらい発音が違ったことでした。北部の訛り、南部の訛り、外国人の訛り。

結婚したあとはさすがに夫の話す「カリフォルニア語」は理解できましたけど、一緒にアイダホで生活し始めたときに「アイダホ人」が夫の「カリフォルニア語」が聞き取れないということが何回かあって、笑ってしまいました。

だからアメリカで聞き返されて「英語通じない!」と落ち込まないでくださいね。

特に田舎のアメリカの人はその町から出たことない人も多いので、自分の英語こそ正しいと思っている人も多いです。

 

日本で英語の勉強始めたころ、とにかく聞き取りができるようになろうと思ったと書きました。

YesでもNoでも簡単な受け答えでも相手が何を言っているのかわからなければ話にならないと思ったからです。

先ほど話した「きれいな発音のラジオ」だけではだめだなあと思い、そうだ大好きな映画から勉強しようと思ったのです。

当時テレビの洋画は全部吹替だったので字幕映画のビデオを借りてきて、テレビの下を紙で隠しました。今聞いたら大笑いですね。ブルーレイでは字幕を消せるし、英語字幕も出せますね。

当時ブルーレイどころかDVDさえなくてビデオテープ。何とか字幕を隠して英語を聞き取って、それを、それをノートに書いていました。

当時書いたものを数年前に見て笑ったのですがスラングの所が全部空欄になって?になってました(笑)なんてかわいかった私。

今では、いやらしいスラングの女王なのに(爆)

当時勉強していたリーサルウエポン(全然勉強に適さないけど、当時メルギブソンが好きだったので)

麻薬の取引現場でおとり捜査のギブソンが麻薬を買うところ。

全部買うよと言った後にドラッグディーラーが何か言う、そこがわからなかったんです。

私のノートには(??)gonna cost you a hundred と書いてありました

(??)がずっとわからなかったのですが結婚してからテレビで見る機会があって「懐かしい、これ勉強してたんだよ」と言いながら見たら、なんと(??)の部分はShit’s (くそ)でございました。

「このくその値段はだな、100だな」

てな感じでしょうか?そんなこと言ってたんだーと感動っていうかおかしかったです。

今でも日本語字幕を見ると(悪い言葉のスラング)一切訳してないんです。もったいないですよね。

映画で聞き取りだったら、そういうダーティーな言葉の入らないPGかPG13までのものからがいいですね。トイストーリーなどお勧めです。

セサミストリートは意外と聞き取りは難しいです。アメリカと同じにいろいろな訛りの人が出てきます。カウント伯爵などかなりヘヴィーアクセントです(というか、まだいますか?カウント伯爵)

私のお勧めの一つはYouTubeです。英語のYouTubeで字幕設定で自動字幕の英語がでてきます。かなり正確です。

Netflixも字幕設定で英語設定にできますね。聞き取りの勉強の人にお勧めです。

英会話はやはり相手がいないと成立しないので、もちろん英会話教室はお勧めです。言いたいことが通じた嬉しさは今でも忘れられないです。

アメリカに住んで数年は勉強していました。まだスマホがない時代。テレビの英語字幕を付けて、わからない単語がでてきたら一時停止。そして電子辞書でチェック。当時1万円くらいのものを渡米前に買ってきて1年くらいはフルにつかっていました。

それでも上達したのは近所付き合いが始まり会話し始めてからでした。アイダホでは泣くような辛いこともあったのです。

長くなったので続きます。