Instant potでビーフシチュー今回はトマト缶で大失敗

タイトルおかしい。「ビーフシチュー美味しくできました~」のはずだったのに(笑)

いやいや、おいしかったんですよ。なので「圧力鍋を使ったばかりにかえって大変なことになりました」の巻です。

昨日コストコに滑り込んで(日曜日は6時までなので)ビーフシチュー用のカット肉を買ってきました。野菜類はこちら。玉ねぎ、ポテト、セロリ、にんじん、ガーリックです。

アメリカのにんじんはすごく細くて鉛筆のようなものも多いです。なるべく太いのをつかいましたけど、8本でたったこれだけ。

反対に肉はでかくて、薄切り肉はありません。ステーキ用の丸ごとかこういう角切り。これは3ポンド強なので約1・4キロです。それで14ドル46セントです。

玉ねぎ1個とセロリ3本は薄めにポテト5個は大きめに切りました(でもこれでも溶けました)肉は塩コショウとガーリックパウダーそれから小麦粉をふります。

お肉をフライパンでまず炒めて少し焼き色を付けてから煮ます。

ここまではいつも通りで、その後鍋でコトコト煮たり、クロックポットで4時間くらい放っておいたりして味付けも赤ワイン、ガーリック、ケチャップとトマトペーストなど。味見しながら変えるのです。

が!しか~~し。

インスタントポットという電気圧力釜で初めてのビーフシチュー。いろいろやっちまいました。

鍋のせいではないです。お鍋は最高です。

Instant Pot Lux 6-in-1 Electric Pressure Cooker, Sterilizer Slow Cooker, Rice Cooker, Steamer, Saute, and Warmer, 6 Quart, 12 One-Touch Programs

左下のボタン。ソテーモード。これでジュージュー焼き付けられるはずだったんですが、思ったように焼き色つかず

(第一の失敗。肉が多すぎ)

使った調味料。左上のビーフストックをいつもは赤ワインと水で水分少な目で煮るのですが、圧力かけるし、ひたひたのほうがいいかなとどぼどぼと。

(第2の失敗水分多すぎ)

でプレッシャーオンにして40分(多分これ長すぎ)20分くらいからブシューっとスチームが漏れ始めて「ん?これはおかしいよ」と一度スチームリリースにして蓋を開けました。普通の鍋だったらポテトなどはかなり後でいれるのですが、まあ~いれっぱでいいか?

(第3の失敗 てきとうな性格)

蓋を締め直して「10分くらいやってみて、また様子見よ」で、10分たち息子が来てスチームの弁を開けてみると…

ぶっしゃ~~~~~~!!!尋常じゃないスチームとビーフシチューの汁が!!
「うわああ~~~~!!」けむるキッチン、飛び散る肉汁!

あわてて蓋閉めて息子大笑い「なんで~??この前と違うじゃん」(ハワイ風チキンは大成功)

大人同士が料理しているのに、なんでいつもこんなにも大笑いになるのか不思議です。

とりあえず全部スチーム出さないと蓋あかないので、ちょっと回してはぶしゃ~戻す。回す、ぶしゃ~戻す。を繰り返し、ビーフシチューの汁だらけになりました(笑)

一番の失敗 水分入れすぎでした。

で、味見をしたら肉はもう柔らかいのに味が薄い(当たり前ですスープ入れすぎ)あわてて普通の鍋に4分の1くらい入れて、ケチャップとかソース、コーンスターチを入れてもう少し煮ました。

かなりポットローストに近い、というかビーフスープ。あとポテトは全部溶けました。圧力鍋肉だけならやわらかくていいですね。やっぱり一度開けて野菜は後入れかな?

キッチンはリビングとつながっているので、なにかしてた夫も一部始終目撃。またしても大爆笑なディナーになりましたとさ。

あ、味はめっちゃ美味しかったです(笑)見かけは最低ですが、お肉はバラバラになる寸前の柔らかさ、汁気が多いのもバゲットで食べたので良かったです。

反省を込めて書きました。次回こそ「ビーフシチュー大成功」になりますように。

不動産仕事と日本のニュースなど。

先週から空き家になった家のメンテナンスを行っています。

4年前に購入。中古住宅でしたけど、すべてリモデルしたきれいな家でした。不動産投資として借家にして、とある家族が4年住んだ後、引っ越すことになり見に行ってきたのですが、うわあ~というくらいひどいことに!!

とりあえず入ってもらったペンキ屋さんとカーペットクリーナー。お掃除のメイドサービスとか数社あるのですが、来月までいっぱいなのだと。いやあ~困る!ということで先週行ってきました。

まだ匂いが残るのでカーペット消臭剤をまき、掃除機をかけて、キッチンを磨きました。たった2時間で暑う~疲れた~と倒れそう。でもメイドサービス一時間40ドルとして2時間80ドル設けたなり~とすぐに買い物行きました(笑)

よくこうやって言い訳して買い物します。自分で髪を切ったから60ドルくらい使ってもいい。とか(笑)罪悪感が少し減る~。

バックヤードやフロントの庭なんかもひどい状態で来月までかかるねーと途方に暮れていました。ところが!我が家のデッキのほうの見積もりに来てくれた人がなーんと「修理もペンキもいろいろやるよ」と。え?「お父さんは電気関係やれますよ」と。え?「で妹はガーデナーですよ」と。え?え?え~~~(嬉)

さっそく頼んで今日3日目でほとんど終わりそうでした。うわ~~~ありがたい~~。

何件も電話かけて混んでいたりしてだめだったのに、やはり人とのつながりや縁って大事だなあと思いました。

。。。。。。。。。。。。。

日本のニュースですが、あちこちが洪水になっているそうですね。とても心配です。大雨から一気に川が氾濫しているようです。こちらではほとんど情報がはいらずツイッターでしか見られないですが、皆さん大丈夫でしょうか?ペットも心配です。

タイのサッカーチームの少年たちも洞窟で生きて見つかってよかった!と思ったら、脱出の方法が無理そうで、タイのネイビーシールズの方が亡くなってしまいました。シールズはプロの中のプロで、そんな人でも潜水が難しい場所なので子供たち潜って帰るというのは無理そうです。こちらもなんとか2次災害がこれ以上でないように救助されて欲しいです。

それから昨日飛び込んできた大きなニュース。23年前のあの事件の一区切りになりました。当時は基地の中に住んでいましたけど、日本だったので毎日テレビを見ていました。弁護士一家の赤ちゃんの写真が忘れられないです。あまりにも非道です。それから日本での無差別テロ。録画したビデオや当時の特集の雑誌も取ってあると思います。地下鉄サリンの計画の前はヘリコプターで東京に散布と言う計画もあったそうです。今でも後遺症に苦しむ方も多いとか。死刑制度に批判の声もありますが、被害者の方々そして遺族にとって長い長い月日だったのではないでしょうか?

こちらも情報があまり入らないのでネットで見ています。ニュースを見るだけでもテレビジャパン(日本語放送のケーブルテレビですが主にNHKが主流で1チャンネル25ドル)を入れようか考え中です。

Happy 4th of July !映画スリービルボードを見ました。

アメリカは独立記念日の祝日です。市民権テストにも出ました~懐かしいです。どこからの独立か、とか何のために、とか。

アメリカ人はこの日に何をするかと言うと、まず花火。それからBBQです。昨日忙しくてお店に行けませんでした。今空いている家の掃除をしてきました。これはまた書きますね。

で、前日買えなかったステーキ肉を今日買いに行くつもりだったのですが、コストコお休みでした。クローガーとか他のお店はあいていたのですが、他にもやることあるし~家にいようか~。

なので、急遽冷凍していたチキンもも肉の料理に。またハワイ風の醤油チキンです。おいしかった!圧力鍋大活躍してますよ。今日も使いました。おいしいレシピまた今度書きますね。

夕食の支度の前に「じゃあ3人で今日は映画見ようか」とずっと見たかったスリービルボードを見ました。On demandで2日間レンタル6ドルです。

もう一つの映画ブログはちょっとホラーが多いので、今日はこちらに書きますね。というか、2つのブログが苦しくなってきました(笑)まとめちゃおうかとも思いましたが、やっぱりホラーブログとして残そうかな?こちらのに少し移すとか?ああもう、ブレブレです。何とか考える~。

さて、スリービルボード すっばらしかったんです。思っていたよりもずっと良かったです。もっと早く見たかったくらい。

『スリー・ビルボード』(原題: Three Billboards Outside Ebbing, Missouri)

2017年にアメリカ合衆国監督はマーティン・マクドナー、主演はフランシス・マクドーマンド
第90回アカデミー賞では作品賞、脚本賞、作曲賞、編集賞など6部門で計7つのノミネートを受け、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)と助演男優賞(サム・ロックウェル)を受賞。

主演女優賞と助演男優賞 納得の演技です。フランシスマクドーマンはファーゴに出た時から好きな女優さんで、思った通りの感じで素晴らしい演技でした。

そしてなによりもサムロックウエルの演技が素晴らしかったです。こういう人いるんですよ、本当に。それからウッディハレルソンもすごく良かったです。キャスティングがすごく良かった。

見るのが遅くなったのは重くて悲しいストーリーだと思っていたからです。ところが見始めたらセリフがすごく面白くて結構笑ってました。強姦されて殺された娘の犯人を捕まえられない警察への怒り。凄くヘビーなストーリーかと思っていたんです。

笑いと涙。予期できない展開、転がっていく運命。

すごく引き込まれて、笑って泣いて、今日はずっとその映画のことを考えていました。あの場面のあそこが良かった。とかあのセリフが良かったとか。

アイダホのド田舎に住んでいたことがあるので、ああいう皆がお互いを知っている小さな町の感じがリアルでした。差別主義者も多くて、楽しみは小さなバーだったり。静かに流れる空気感とかね、良かった。何も起こらなければ全く同じ日々が何十年も続くようなそんな町。

そんな田舎町での殺人事件と納得いかない母親。

最初は重いのを覚悟で見ていて、次は戦う母ちゃんみたいな感じで見て、最後には胸の中にいろいろなものが残るとってもとても良い映画でした。いろいろ言いたいことがあるのですが、ネタバレしたくないので、ここまでで。

おすすめです。