36℃の中新しい歯医者へ行ってきました。

 

上の左側の歯が4本もないまま1年。

一週間ほど前に右の方の前歯が取れました。

大きめの前歯2本の右隣。コントで黒くする、あそこ。

また、ポロリンチョ。

 

心が折れる音、聞こえたよね……。

ポキッって。

歯もポキって。

あはは、あはは……。

もうどうすんのおお~!!怒

 

ベッドでべそべそしてたらニャンズ必ず来てくれます。

「ママあ、どうしたの?」 「ううう牙がとれたあ」

 

「牙 つけれる?」 「うん、インプラントって言うんだよ? でもお金がないよ?」

 

後は難しいアメリカでの歯医者探し。

 

昨日新しい歯医者の予約が取れてカンファレンスだけ行ってきたのですが、めったに外出しないのに、この日に限って36℃!!

基本、車移動だし建物の目の前に駐車するので、あまり支障はないですが、エアコン付けるまでの車の中があぢいいいい。

オハイオは基本寒い場所なのに。

「夏もあまり暑くならないよ」が自慢だったのに。ひどい!

たぶん、北海道的な感じ?避暑地みたいな?例年は。でも今年の夏は異常です。ていうか4月の終わりまで雪だったのに。おかしくない?

こちらは3月の庭。3月!! そして6月は36℃ おかしくない??

 

 

 

でも新しい歯医者はとても良かったです。笑

 

↓ 今までの経緯を簡単に。

1年前の5月に上の前歯(反対側)4本抜歯してインプラントのための骨を増やす手術をしました。

Guided Bone Regeneration GBRと呼ばれる方法です。あごの骨が細くなっていて、インプラントの支柱が埋め込めない人のための骨を増やす手術です。

こちらはニューヨークで生活する人のためのサイトでインプラントの流れが書いてあります。歯科インプラントの基礎知識

 

Augmentation Surgery – Adding new bone. 3D illustration

 

下のリンクは、このブログ内のもの。こちらは私の場合。クラウンやブリッジ費用などもまとめてあります。確か←をい

アメリカ歯医者シリーズ インプラントのための骨造成手術

↑ の過去記事にもっと前からの経緯をまとめてあります。

 

さて、骨造成手術の数か月後、傷も治り骨もできているということでインプラントの支柱を埋め込みに行こうとして、デルタ株でキャンセル。また数か月後、今度はオミクロンでキャンセル。

数回キャンセルしたせいか、システムが変わったからかインプラントをする前に全額払え、と言ってきたり、処方されていない薬を「忘れずに飲むように」と言ったり、毎回言うことが変わったりして、信用できんとなり、他のドクターに話を聞くことに。

新たなデンテスト(昨日とは別の方)も検査が乱暴だったり、さらに骨造成が必要だと言ったり(もういや)この歯医者の言うこともなんだか信用できず、さらに新しいドクターを探していました。

アメリカではインプラントや骨造成は普通のデンテストではできずに、外科手術になります。口腔外科 Oral surgeryと言います。

別の医者なことが多いのであっち行ったりこっち行ったり、なかなか大変です。

先にすごく評判の良いOral surgeryのドクターを見つけて電話をすると、推薦状のようなものがいると。

で、組んで一緒に仕事をしている新しいデンテストの所へ予約を入れて、歯を見てもらいました。←ナウ!!

 

今までの経緯を説明すると「ああ、こういうことだね」とすぐに理解してくれて話しやすく、とってもよさそうな歯医者でした。

うおおお、やっとここまでたどり着いたあ。で、すぐに口腔外科医の方に話を持って行ってくれると。そして前の歯医者からのレントゲンを送ってもらうことに。

長かった(´;ω;`)ウゥゥ

めでたしめでたし?

……

いやいや……

しかあ~~~~~し

この歯医者の見立てでは上の前歯は傷んでいるから、全部つながったインプラントにした方がいいかもしれないと、言うではありませんか。

一本一本次々に悪くなるよりも、いっそ、上の歯全部そうした方がいいかもしれないと。

うふふ、いっぺんにすむから、いいわあ、と一瞬思いましたけど。

お金があああああ。

インプラントは私の保険ではカバーされますが、たぶん半分だと。全部でいくらかな?うふふ、あはは。

また日本が遠くなった日でございました。

 

 

アメリカで歯医者シリーズ インプラントのための骨造成手術2

昨日の続きです。

1、1年以上前に前歯のクラウンが割れました。

2、コロナ自粛になって歯医者行けず。

3、前歯と言っても5つつながったブリッジのクラウン。

4、インプラント希望、しかし骨が足りなかった。

5、ワクチン終わり、やっと骨の造成手術することに。←ナウ!!

 

こういう風に前歯だけが抜けているような状態で奥歯は使えていました。今回の手術では残っていた奥歯の根っこ?を4本抜歯。

イラストのように根っこと歯の先っぽが残っている状態でセラミックをかぶせていました。前歯も同じです。

根っこも弱っていること。歯根治療root canal(一番やなやつ!)の必要な場所があること。抜歯してしまってから、入れ歯かインプラント。ただしインプラントには骨が薄くて足りないということでした。

最初の予定では下の歯茎を切り薄く歯を切り出す。それを上の足りない骨の部分に張り付ける?(写真ではなんか釘みたいなのつけてたけど、ひいい)でした。

しかし当日、下の骨も足りないかもしれないということで、人口骨を入れることになりました。

BGR法といいます。bone graft regeneration

まず残っている4本の抜歯 その後上の歯茎から骨を取り、人口骨と血を混ぜて抜いたところに注入 この骨が固まるまで数か月インプラントは待ちます。

写真が怖いものが多かったので、一番大丈夫そうなものを。

これは一本ですが、こういうことだと思います。

強くした土台にインプラントを入れる。私の場合はインプラントを数本入れて、5本つながったブリッジの歯を入れる予定です。

 

抜歯4本と骨造成だけでも3000ドル近くかかっています。その後も仮の入れ歯からインプラントと続くので話し合いで「もう、このまま歯抜けでいい」と言い切りましたww

今まででも相当使っていて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。正直泣きながら「絶対やらない」と言いました。それかもう少し安いのにしてと。

でも夫は「大事なことだからやってほしい」と背中を押してくれました。本当にありがたいです。

申し訳ないと思いつつ、思い切ってやってよかったです。この骨が定着するまで心配ですが、少しづつ治していけたらと思います。

そして今日は4日目

飲んでいる薬は抗生物質と強力な痛み止め。

痛み止めは今日まででやめました。麻薬成分が入っているので我慢できるなら取りすぎない方がいいかなと。

大きい手術を何回もしているので痛みには耐性があります。歯医者も恐怖心はないです。なので手術前の「静脈麻酔Sedationいらないかも」と思いましたけど、これはしてよかったです。痛みに対してと言うよりも3時間口開けっぱなしでのゴリゴリがつらかっただろうなと。

手術当日24時間は出血があります。食事もほとんどとれませんでした。一日寝て薬のために買ってきてもらっていたチョコレートプディングやつぶしたお豆腐を食べました。

1日2回の抗生物質が強いので(そしてでかい!)このために無理やり何かおなかに入れます。

抗生物質は絶対に途中でやめてはいけないので、まだまだあります。

もらってきた「炎症止め」と「吐き気止め」は使わずにすみました。「痛み止め」はコディーン入りのもので、今日まで1日2回か3回飲みました。

暖かい塩水で何回かうがい。朝晩口内消毒液でうがい。

3日目から痛みも引いてきて元気が出てきて、4日目の今日はほぼ正常に戻っています。

食べこんでいないので体重が少し減ったのと(最初は減らず)体力が落ちていますが、食べだしたらすぐに戻ると思いますw

しばらく柔らかいものだけですが、意外と食べられるものあります。リンゴソーズやプディングそれから昨夜は冷凍おでんのはんぺんを煮たものなど。工夫して食べてます。

今年はやっと病院に行けるので今月から検査がたくさんあります。きちんと調べて健康でいようと思います。

 

 

 

アメリカ歯医者シリーズ インプラントのための骨造成手術

オハイオでの歯医者通いをまとめます。

このブログで一番最初に書いた記事は2018年1月でした。

歯医者シリーズ

始まりはここから元旦に前歯抜けたw2018年1月1日 Happy New Year

1・2018年1月15日 最近の事(マンモ 歯の治療 衣装) 

2・2018年9月12日 パーティー中に前歯が抜けた事件

3・2018年9月26日 アメリカで歯医者シリーズ

4・2018年12月21日 前歯のセラミック終了しました

5・2020年1月20日 今年も歯医者通い決定

6・2020年12月4日 歯医者のためのCovid-19コロナ検査受けてきました。

 

2020年12月にインプラントの骨を増やすための手術を予約していたのですが、まだコロナも収まらず、ワクチンが始まったばかり。陰性の証明を受けて手術しようと思ったのですが延期することにしました。

その手術を5月4日に受けてきました。

簡単に説明しますと、元から歯が弱く虫歯に苦しめられていました。抗がん剤と放射線の影響でさらにガタガタになり、前歯6本はこの時思い切ってセラミックにしました。奥歯は部分入れ歯を作ったのですが、あまりの痛みに全く使わず。当時でも1000ドル以上しました。全て15年以上前の話、元の歯も、治したところもあっちが割れ、こっちが欠け、LAでは歯茎まで抜かれ、オハイオでもずっと治療しています。

オハイオで優しく上手な先生と出会ったのですが、私の歯の土台がもろいのか、前歯からつながる上の奥歯5本のセラミックが一本割れました。これはかなり高かったのでものすごくショックでした。

そこは前歯の部分でその部分だけ歯のない状態になりましたが、コロナの自粛になり歯医者に行けなくなりました。

私が通う歯医者はインプラントや手術ができないので、専門医へ。何とかレントゲンだけ取り、Zoomのカウンセリングで治療方法を決めました。インプラント分の骨が足りないので、骨を増やす造成法を先にすることになり予約をしたのが2020年12月 そのときにせめてワクチンを接種してから行こうと思い、5月に再度予約してやっと行ってきました。歯が割れてから1年半待ちました。

ふうう~あんまり簡単な説明じゃなかった。笑

 

流れを少し書いておきます。

Bone Grafting 骨造成

当日朝、もう一度話し合ってミーティングでの方法と変えることになりました。

Zoomミーティングでは自分の(私の)下の歯茎から薄く骨を削って上の骨に貼りつける方法でした。当日ここも薄くて心もとないということで上の骨に人口を混ぜた骨を植え付ける方法になりました。

歯ぐきから骨を少し取りボーンミルで砕き、人口骨の粉と自分の血を混ぜて骨を作る方法です。こうやって書くと怖いですね。それでも下の骨を薄く削るよりはましかなと、こちらに。

前日は真夜中の12時以降の飲食禁止でした。

手術とはいえ口腔内なので全身麻酔General anesthesiaではなく、かといって歯医者の注射麻酔(ノボケイン)でもなく点滴で入れる静脈内鎮静法セデーション Sedationという方法です。

私は麻酔がいつも合わなくて、気分が悪くなります。痛くても麻酔しない方がいいくらいなのです。そのことを説明したら点滴の前に吐き気止め(抗がん剤のときにすごくお世話になったゾフロンと言う薬)を処方してくれて、点滴始まったと思ったら一瞬で手術も終わってました。

すごい!本当に一瞬

1秒もたってない感じ。

実際には2時間半

ずっとたぶん寝てましたけど、実際数回ぼんやり目が覚めました。

1回目は医者の「口開けて~」笑

2回目なんか歯を抜いている感じの時一瞬

3回目何か話している声

それだけです。注射した時に夫が「車で待ってるね」と言って「わかった」の一瞬後に目が覚めたら、まだいたので「あれ?始まってないのかな?」と。そうしたら、なんと終わってました。タイムトラベルのよう。

これ素晴らしいですね。特に歯医者の音などが怖い方には最適なのではないでしょうか?インプラントの時もまたお願いしたいと思いました。

急いで書いているのは、だんだん忘れてきたから。

3日目になります。まだ痛みもあるし寝ていた方がいいけど、この薬は健忘作用もあるのだとか。ぎゃ!

絶対にわすれる~。

ノートに書いてあるので少しづつ経過を書いていきたいと思います。

ちなみに今日3日目は痛みは我慢できるくらい(薬は減らして飲んでいます)頬はかなり腫れています。冷やしたのは36時間まで。体力は回復しつつあります。