海外翻訳サスペンススリラーが大好きです。
アメリカのものが多いのですが、今回は積読の中から北欧サスペンスを選びました。
全く内容を知らなかったのですが表紙がすごくおしゃれでいわゆる(ジャケ買い)です。
正直、前半は「失敗したーおもしろくない!」と思いやめようとしたのですが、語り手がどんどん変わっていくことで「ん?どうなるの?」と思い読み進め、中盤からは一気読みしました。
心理サスペンスという型にはまるかわかりませんが、男女の愛憎の物語です。
いつも私が読むようなシリアルキラーもでてこないし、大事件も起こりません。それなのに背中がうすら寒くなります。
人間の憎悪、心変わり、複雑さ。うなってしまいます。
北欧サスペンスだからきっと暗いよねと思ったら、やっぱり暗いです(笑)
私の好きな北欧サスペンス作家「アンディッシュルースルンド&べリエヘルストレム」絶対に名前覚えられない(笑) 「制裁」と「死刑囚」を読んだのですが、いつまでも「いやああああああ」と叫びそうなほどの後味の悪さが癖になります。「熊と踊る」はミステリー大賞取ったと思います。これ絶対に読みたい~。そしてきっと叫ぶ~(笑)
「裏切り」に戻りますが、こちらも読後感はかなり悪いほうだと思います。北欧の方そういうの好きなのか?(笑)猟奇殺人とか大きな事件が起こるわけではないのです。ただただ夫婦間の愛憎とそれにもう一組のカップルが絡んできて……。すごく好きなジャンルではないですが、中盤から読む手が止められませんでした。
翻訳もとても読みやすかったです。なによりこの表紙が本当におしゃれで、日本の文庫本センスの良いカバーが多いです。ラノベのかわいい絵柄はあまり好きではないですが、大人向けのおしゃれなものが多いです。
例えばジャックケッチャムの「オフシーズン」大好きなんですが人食い族のすんごくグロい物語なんです。でもすごく素敵な表紙で、まさかこのカバーの中があんなことやこんなことだとは!!ってなりますわよ(笑)そのギャップがいいです。
ケッチャム作品をもう読めないと思うと寂しいですね。時々読み返したいと思います。
でも積読本を読まなければ~。楽しみに少しづつ読んでいきます。(で、また買っちゃうの)
外は雪でも読書楽しいです。
あ、外出もしてます。お買い物も。買い物情報いつかまた記事にしまーす。
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