元気がなかった日々とCPAP療法

最近ずっと元気が出なかったのですが、昨日、日本の友人と話ができて気分があがりました。大きな元気な声に救われます。

私は、ぐずぐず、じめじめと

「このままの日常が続くのかな?」とか「もう飛行機に乗って日本へ行くこともできなくなるのかな?」とずっと考えてしまっていました。

ワクチンさえ打てば日常が戻ると誰もが信じていた今年の初め。そしてアメリカはマスクさえなしで良い、お店も開けるよ!と言う感じになっていて、誰もが「元に戻る!」と期待していました。

春から初夏くらいまでは……。数か月夢を見てしまったので、今の状況はいっそうきついです。

一番早くワクチンを打ったイスラエルもまたじわじわと感染者が増えてきて。理由はもちろん新しいデルタ株。それからワクチンの抗体が6か月くらいで薄くなっていくと。

夢も希望もなくなっちゃいますよね。それでも私たちは家でじっとしていればいいけれど医療従事者の方々の苦労は想像もできないです。

初夏に原因不明の不調が続いたのも、もちろんこういうストレスもあると思います。

「健康にならなくては」と検査を続けて見つかる新しいアレコレ。睡眠時無呼吸症候群なんていう恐ろしい名前の症状もあり、CPAP「Continuous Positive Airway Pressure」CPAP(シーパップ)療法:日本語は経鼻的持続陽圧呼吸療法をはじめています。

日本語のところ難しすぎて読めないw

以前ブログに書いたのですが、鼻の所につけるマスクがあまりにも苦しくてフルフェイス(といっても鼻と口を覆うもの)に変えてもらいました。

それでも1日目は30分で「ぷは~もう無理!!」2日目も1時間弱で「眠れないから取る!」ストレスマックス!眠っていても眠れていない(何回も無呼吸になり血中酸素がたりない)マスク付けても眠れない。

き~怒 そして3日目やっと4時間ほど、続けて眠れ、それから翌日7時間になり、昨日やっと初めて8時間眠れました。約一週かかりました。

それでも3回くらい起きてしまうのですが(トイレとか時々空気がほっぺから漏れて変な音がするから。ブヒ~~っておならみたいなw)

慣れるかな? というか慣れないとですね。

ちなみに猫の反応 コタローはジッとマスクを見つめて顔をトントンと触って、そのまま寝ました(大物か!)

チャチャはマスクを「え??」と言う顔で見たけど「まあ、なんかついてるけどママか」と寝ようとしたときにマシンからシューっと音が漏れてベッドから飛び降りて逃げていきました。笑

ああ猫と寝た方が健康にいいと思うのに、もし来なくなったら寂しい。

目覚めた瞬間の毎日の光景が見られなくなっちゃった。背中を向けて寝るおれ。

体の左にチャチャ、右がコタローだったのに。コタローさんも音と、あとマスクから出る空気が怖いみたいです。

ニャンズも慣れて欲しいなあ。一緒に寝ようよう。

そのうちにね。

 

 

何度も書いてますけど、ステイホームになって猫たちにどれほど救われたかわかりません。

本当にありがとう。

 

SAS 睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群 英語ではSleep apnea syndromeという名前でそれぞれの頭文字をとってSASと呼ばれています。

症状は名前そのままで睡眠中に無呼吸になる病気です。

結論から言いますと、私は中度のSASでした。

 

4月中にワクチン2回接種を終えてから、まず行きたかったのが各病院の検査

5月4日に歯の骨造形の手術を終え、その1週間後にSleep studyと呼ばれる睡眠の検査を受けに睡眠クリニックへ行ってまずカウンセリング。

この時には入院するものだと思っていたのですが、機械を貸出できると聞いて「それにしてください!!」即決。

入院しての検査がほとんどですが、自宅でも検査できるキットを持ち帰りできたので2日間つけて寝ました。

病院だと一日で脳波や心電図も調べるのですが自宅用キットは鼻に入れるチューブ、それから血液中酸素濃度を調べるものをつないだ機械を装着して2晩寝ます。

1日目の数時間鼻チューブをどうやら無意識で抜いたらしいのでテープでがっちり止めました。

でも2日目も途中で血中酸素の機械を指からポイっと抜いたらしい←だから本当は病院の方がいいのですw

この機械の中に睡眠中のデータが取り込まれて送られた。らしい。

 

そして6月になり検査結果を聞きに行きました。その間も何度も歯医者に行ったり、マンモグラフィーを受けに行ったりしていました。

1時間の間に5回呼吸が止まると、この病気の可能性が高いそうです。私は何と15回も止まっていました。

何より驚いたのが血中酸素濃度が78%しかなかったこと。

夫は医療関係だったのですごく驚いてましたけど、私は??「なに?大変なこと?」「大変だよ!!」

国立循環器病研究センターのサイトによると

転載――

無呼吸によって血液中の酸素濃度が下がり「低酸素血症」が生じて、心拍数や血圧が上昇します。血液中の酸素濃度は「動脈血酸素飽和度」(SpO2)という指標で表されますが、正常では96%以上なのに無呼吸時には簡単に90%以下に低下します。

驚くべきことに、これは”呼吸不全”になった時と同じで、通常は酸素吸入を必要とする状態なのです。体にとって非常事態ですから、当然心臓は反応し、心拍数を上げて体中に十分な酸素を供給しようとします。その結果、血圧も上がります。言い換えれば、日中に運動をしている時と同じような負担が心臓にかかるのです。

――転載ここまで

最近ニュースでよく聞くオキシメーター あれです。96%以上が正常なのに78%って!!今聞くと驚きます。そしてその酸素濃度は富士山よりも低かったんです。

「疲れるはずだよね、毎晩富士山登ってるんだもんね」と笑いましたけど、まあ笑い事じゃないですw

今すぐ危険な病気ではないけれど心臓に負担がかかっているので重大な病気になる率が高いそうです。

ちょっと前なら「年取るといびきもうるさいよね」で済んだ話かもしれません。アメリカでは結構この症候群の人多いです。

治療として勧められたのがC-pap療法と言うもの。マスクを着けて眠ります。

先週やっと受け取って使ってみたのですが鼻だけカバーするタイプで空気の圧力がかかり無理に呼吸させるような感じ「苦しい~~」

しばらく「ブシュープシュー」と我慢しましたけど、とてもじゃないけど眠れません。

 

ずっとこうやって寝るの?と悲しくなったり、いやいや健康になった方がいいよねと思ったり。

「ダイエットして痩せたらこの機械いらなくなりますか?」と聞いたのですが、「酸素の供給がこんなに少ないと痩せられないわよ」と言われました。そうだったのか!

このマスクで口もカバーできるものに取り換えてもらおうと思っています。

ちなみに入っている保険で80パーセントくらいカバーできるそうですが、ほぼ毎日使わないと保険下りないそうです。うわああん。

 

とにかく疲労感がとれないのと頭痛、ふらっとするめまいなどの不調が続くので、何か原因があるはずと思い、数日前にも病院へ行ってきたというわけです。

今度の先生は「甲状腺のテストもしてみましょう」甲状腺Thyroid(タイロイド)考えたこともなかったけど家に帰ってググってみると「うわあこれかも!!」疲労感!顔が腫れて垂れるとかもある!めっちゃ思い当たる。

来週は血液検査してきます。息子が先日「病院どうだった?」と日本語で聞いてきました。最近息子とはほぼ日本語の会話です。本当にうれしい夢のよう!

「新しい先生良かったよ、優しくて。いろいろな血液検査しましょうって!でね、その中に甲状腺のテストもあるんだって」「こうじょうせん、ってなに?」

Typhoidだよ~♡」(タイポイド) はい、大間違い

これだと腸チフスです。

毎回わざとじゃないのに家族の爆笑をかっさらっております。しょうがないじゃん、似てるもんねえ。

家族には乳がんで心配をかけたので、ずっと健康でいようと思っています。

 

 

昨日は病院へ行ってきました。

世界一のドクターズが家にいるのですが……w

 

前回の病院アポイントメントが5月で、それからも不調が何回か続いたので、また病院へ行ってきました。

軍の病院で診てもらっているのですが、異動が多いのでファミリードクター(かかりつけの医者)が数年で変わるのが、ちょっと難点です。いつも新しいドクターに会うときはドキドキします。

でも前回と同様リストにしてあった症状を全部聞いてくれて真摯に対応してくれ安心しました。インターンの若い先生なのでかえって

「これかもしれない、いやこっちも検査した方がいいかな?」とオーダー出してくれて、薬など飲んでいないのに「もう治った気がする」って言ったくらい。笑 ほぼカウンセリング。

 

経験豊かな先生は良いときももちろん多いのですが、何千人も患者を見ているとおざなりになることがある気もします「ああ、これはアレだよ!」って決めつけたり。

なのでインターン先生好きなこと多いです。優しい人が多い気がします。まだ上から目線になっていないというか。人間同士として見てくれるというか。

 

世界一のドクターズはこちら

あら、恥ずかしい。

本当にいつもありがとう、にゃんこ先生💖

 

 

最近の不調はたぶんストレスが大きいと思うのですが(あと老化……だよね)徹底的に検査してほしいと思いました。

不調の時は頭痛が治らず、軽いめまいや倦怠感が強くなります。季節性のアレルギーもあると思ってます。雨が降ると頭痛と軽い鼻水と憂鬱感。

頭痛はストレスも絶対に関係あると思うのですが、自己判断はやめていろいろ調べてもらいます。

「ストローク(脳梗塞)とかだと怖いのでCTスキャンした方がいいですか?」と聞くと「症状的にその必要はないと思う。他の事を先に調べましょう」と血液検査やあれこれを先に調べます。

前回のアポイントの後スリープスタディーというのをして「睡眠時無呼吸症候群」と言うこともわかりました。

これは次回詳しく書こうと思っていますが、ここ数年大きないびきをかくようになって(かいたことなかった)それがよく止まっていると夫から指摘が。この検査するようにと言われて「いやだいやだ」と言ってたんですね 笑 病院に入院と聞いていたので。

もう入院って聞いただけで拒否反応!(乳がんで何十回も入院しているので)とりあえず話を聞きにいくと家で検査ができると聞いてやってみました。

数値がかなり悪くてびっくりしました。

そんな病気もあったとは!将来の大きな病気につながると嫌なので治療の機械を受け取りに行きましたけど、これがまた、いやはや……これもまた今度書きます~。

本当にあちこち悪くなってきますけど、元気で生きている!心から感謝です。

それでも原因不明の不調は困りますね。頭がぼーっとする、とか軽いめまいがある、とか、そういう病気ではないかもしれないような不調ってどうしていいか困ってしまいます。

ただ、原因がわかっていることもたくさんあるので(体重のこととかな!!)自分でできることは少しづつ改善していけたらと思っています。

* * *

アメリカも感染者が増えました。病院ではマスクは全員しなければならぬ!になっていましたけど、その後寄ろうとしたモールは90パーセントくらいの人がまだマスクしていなかったので買い物はやめました。不要不急だけど、久しぶりにモール見たかったなあ。

軍の中も例えばゲートガードのポリスもまたマスク姿になっていて、ミリタリーは今まで希望者だけだったのが全員ワクチンになったようです。世界中に行くからその方が安全だと思います。

元に戻りそうだったのに、変異株は手ごわいな。