Gum graft surgery2 歯茎移植の後 体調崩していました。

 

1月18日にGum graft surgery 歯茎移植手術を受けてきました。最初の記事がこちら。

gum graft surgery 歯茎組織移植 アメリカで歯医者シリーズ

 

今までの簡単な流れは

歯が悪くなり、数本抜けた後に入れ歯?全抜歯&All-on-4?と悩みまくり、紆余曲折ありましたが、抜けていた歯や悪くなってる歯を抜歯そしてインプラント6本入れることを決定。

ただ骨が薄いところが多く、インプラントの前にあれこれしなければならず……

1,Bone Graft (ボーングラフト骨移植骨移植)

2,副鼻腔の所も薄くSinus lift (サイナスリフト)

3,インプラントの支柱部分6本挿入

4,Gum graft(ガムグラフト 歯茎移植)←やっとここまできたー。

このあと1か月ほどで、やっとクラウン 歯の部分をかぶせてもらえます。

いやあああ長かった。

そして一番痛いのはサイナスリフト、そしてボーングラフトとインプラントもかなり痛いと思っていたのでガムグラフトはなめていました。

しか~~し。

 

一番痛かった。

 

数日は全然傷みなく「あ良かったあ~」と安心していたら3日後くらいから激痛きまして、10日頃まですごく痛かったです。

タイレノールとモートリンを交互に飲んでいましたけど、途中で強い薬の処方箋をもらいました。

そして薬を飲み過ぎたのか、また抗生物質(今回は1回しか飲んでいないのですが)やっと治ってきた2週間後くらいに腹痛おこしました。

激痛で顔面真っ青で汗噴き出していました。

「こ、これはあの時と同じ!」そうボーングラフト2回受けているのですが、1回目は違う医者の所で手術。

数日後、急な激しい腹痛。同じく顔面蒼白、汗止まらず。でもすぐに収まったので、その頃はCovidがかなり蔓延中だったので病院も行きませんでした。

「抗生物質が合わなかったんだ」と思い込んでいましたが、しかし後で主治医に話をしたら「話を聞いたら潰瘍性の大腸炎みたいだけど」と「ああそれかも!」と思ったり。

モートリン(イブプロフェン)でいつもお腹が少し痛くなるのですが、何回も飲んだからか今でも原因不明ですが、とにかく同じ症状に。

今回も数日様子見してましたが、ずっとお腹痛いし、脱水で胸が痛くなってきたので、ERに行きました。

その頃はぐったり寸前。ぼーっとしてふらふらでした。

ERで説明するのも長いし複雑なので今までの症状を全部紙に書いていき、夫に補足してもらい、最初に脱水が疑われるので、すぐに点滴。その後EKGという心電図テストや尿検査をしながらERのドクターに話をしたんですが、先生は

「う~んバグだと思うな」昔はじめてお腹にバグ(虫)って聞いた時は驚きましたが、この場合は細菌、ウイルスなどの事です。

えええ~日本語で食あたり? この激痛とか出血とかは~?と少し納得いかず。それに歯茎の手術でほぼ、おかゆとか豆腐とかマッシュポテトしか食べてないのにい?

でも腹痛も収まっているし「どっちにしろ、もう治りかけてるから」と。

アメリカの病院っていつも思うんですが「治ったから、もういいね」が多いです。違う~病名を教えて~!

でも、今はすっかり治っています。でもまだ主治医(内科のかかりつけの医者。この人が検査必要と言ってくれないと、何も検査できません)の予約があるので、じっくり話聞いてもらおう。

さて、ここから歯の話に戻りボーングラフトなどのイラストを添えて、だいたいの金額を書いておきます。

痛そうな写真がたくさんありましたが、なるべくマイルドなものを選んでネットからお借りしてきました。でも苦手な方はご注意ください。

 

 

 

サイナスリフトとボーングラフト手術

いろいろな方法がありますが、ボーングラフトは歯の骨の足りない人に骨の移植、もしくは骨造成。

約10000ドル☆保険2000ドルカバーで8000ドル

 

サイナスリフト

上顎洞の底部に骨補填材を埋入して骨再生を行う方法

 

インプラントの支柱6本plusアバットメント

17800ドル☆保険3000ドルカバー

 

日本ではインプラントと言うと歯の部分(クラウン)も含むと思うのですが、支柱の埋め込みのみです。 ねじだけ!約15000ドル ひいい。

 

 

ガムグラフト

歯茎の足りない部分に自分の歯茎を切り取って移植。

一番マイルドなイラストでした。私の場合、奥歯なので、もっとこう、ガバーっと切り抜かれ縫われております。

2470ドル ☆保険まだ不明

 

最後だけなめてました。切り取ったところが数日後から痛むなんて!

そしてまた同じような腹痛が今回もあったので、がっくりしています。

もし抗生物質での大腸炎だったら(そんなのもありました)大変。

「調べたらいろいろ書いてあって……」とERドクターに言ったら「グーグルしたらだめ」と怒られたw

gum graft surgery 歯茎組織移植 アメリカで歯医者シリーズ

 

 

長い長い歯医者シリーズも、あと少し。

昨日ガムグラフト手術してきました。もうインプラントの支柱は終わっていて、治癒しており問題ないのですが、クラウンを付ける前に歯茎が足りないところがあり、上あごの内側の組織を下の歯茎に移植する手術してきました。

説明を聞いたら「自分の上あごの内側の肉を切って、下の歯茎に縫い付ける!」ええ~~怖い~。

「せめて彼の歯茎を切り取って」と目の前に座ってるお父さんを指さし。先生とアシスタントさん、めちゃ受けてた。

うん、良かった。←受けることだけを生きがいにしている人ww

「残念だけどできないなあ」って Unfortunatelyって言っちゃって、またワロタ。アメリカの好きなところはこういうところです。

全員ではないですがフレンドリーな先生が多くて和やかに話ができます。

。。。。。。。。。。。

 

インプラントに向けた最近のものだけまとめると

2022年12月後半 サイナスリフトとボーングラフト

ボーングラフトは骨が足りないための骨造成手術。サイナスリフトは副鼻腔内を押し上げて上顎洞にインプラントを埋め込む為の骨造成手術の術式の一つ。このサイナスリフトが一番痛くつらかった。

 

2023年9月 インプラントの支柱6本埋める。

歯はまだですが、インプラントの支柱を埋め込む手術。思ったよりも早く回復しましたが6本と言うのがきつかったです。そしてクラウンまだなのに、すごく高価でした。しくしく

 

2024年1月 ガムグラフトという歯茎の組織移植

昨日やってきたもの。骨も歯茎も足りなかった。でも歯が抜けて何年も放っておいたところなので私のせいです。

 

2024年2月後半 インプラントのクラウンで完成予定

これでやっと、ほぼ全部の歯がそろいます。長かった。でも全部抜いてAll‐on‐4にしなくて良かったと思っています。

 

 

アメリカの医療費の高さや良いデンテストを見つけるのがいかに大変かを発信しようと思ってブログを書いています。

今手術を担当して下さっているドクターIは元オハイオのベースでも口腔外科を担当されていました(今は基地ではやっていないそう)ものすごく技術が高い先生です。優しくて説明もうまくて心から信頼しています。

前回、もともと担当だった歯医者に勧められた口腔外科医ドクターMは大きい声では言えませんが最低でした。

このM先生がしたボーングラフト。コロナで行けない間1年間日にちが開いて、さてインプラントと思ったら、骨ができていないことが発覚。もう一度ボーングラフとしなければいけないと言われ、さらに先に料金を振り込めと言われ一気に信頼がなくなりました。

ボーングラフトも直後から激痛で、変なところから骨が見えていたり(歯ぐきから飛び出していた)薬が合わなくて大変な目に会ったりしました。

「もういやだ」「入れ歯にする」と大騒ぎした後に今のドクターを見つけました。

興味のある方は、ブログ右側のカテゴリー デンテスト に記事があります。

まだ金銭的なことで悩んでいる時のものがこちらです。

過去記事 アメリカで歯医者シリーズ インプラント悩み中 2022年9月の投稿

ほぼ保険もカバーされなくて高額ですが、歯科医療のローンがあり、そちらを使っています。

一気に払える額ではなく、これからお支払いに追われます。それでも歯がそろうのが嬉しい。ぬけっぱなしが長くて、ちょうどマスクの時期と重なって都合は良かったのですが、食事が大変です。はやく噛みたいw

インプラント2 アメリカで歯医者シリーズ

 

インプラントの支柱 アパットメント Implant abutment


インプラントの支柱6本埋め込みをして今日で11日目です。

すっかり傷も治り、痛みもなくまりました。

数日でチェックアップに行きますが、きっと問題ないと思います。

鏡で見て見るとターミネーターのよう笑 ねじ頭みたいなのが見えています。

気になるのは6本のうち1本だけアパットメントと呼ばれる金属の蓋?のようなものが付いておらず、ここは後からもう一回gum graft surgeryというものをするので、他の部位と違うのかもしれません。

これはインプラントのクラウンいわゆる白い歯装着前に行うようです。

 

2021年からのインプラント大騒動w

私はインプラント用の骨が足りなかったので、骨を増やすところからしなければいけませんでした。

2021年に他の歯医者で1度しているのですが、骨移植が終わってインプラントをするころに、コロナの亜種がひどくなりキャンセルしました。

1年後に他の歯医者に見てもらうと骨が足りずにインプラントできないことが発覚。3人目の口腔手術&インプラント専門医に診てもらい、同じく骨も足りないという意見で何度も話し合った結果、やはり入れ歯ではなくインプラントにすることにしました。

そして上あごのサイナスリフトもすることになりました。

Bone grafting:骨移植 骨体積を増量するための外科術式。

 

Sinus lift サイナスリフト上あごの骨を増やすための治療法です。上顎洞を覆うシュナイダー膜という粘膜を押し上げてスペースを作り、インプラントを埋入するための骨の高さを増やします。

素晴らしいドクターと出会えて良かったのですが、このサイナスリフトがかなり痛かったです。

こんなところ押あげての手術 数日は下を向くと鼻血がでました。

そこまでの手術が昨年12月末でした。

アメリカでは骨移植とサイナスリフトは歯医者ではなく口腔外科専門医が行います。

すっかり治癒した後にこの口腔手術のドクターと組んでいる歯医者の方で、今度はインプレッションという型取りをします。

ちょっと前までは柔らかいガムみたいなものを硬い金属のわっかのようなのに流し込んで型をとっていましたが、これが本当に苦手でした。

身構えているとなんと3Dの機械でチャチャっと。

医学‼テクノロジー!ありがとう!!

進歩しています。

そういえば抜けた歯がサメのようにまた生えてくるような研究もされているんですよね。夢のようです。

しかーし、これまた先の未来だと思うので今は治療を頑張りたいとおもいます。

次のステップは4か月後くらいに歯茎の手術 そして5か月後くらいにやっと歯が入ります。

長かった歯抜け生活!早くにっこり笑いたいです。