gum graft surgery 歯茎組織移植 アメリカで歯医者シリーズ

 

 

長い長い歯医者シリーズも、あと少し。

昨日ガムグラフト手術してきました。もうインプラントの支柱は終わっていて、治癒しており問題ないのですが、クラウンを付ける前に歯茎が足りないところがあり、上あごの内側の組織を下の歯茎に移植する手術してきました。

説明を聞いたら「自分の上あごの内側の肉を切って、下の歯茎に縫い付ける!」ええ~~怖い~。

「せめて彼の歯茎を切り取って」と目の前に座ってるお父さんを指さし。先生とアシスタントさん、めちゃ受けてた。

うん、良かった。←受けることだけを生きがいにしている人ww

「残念だけどできないなあ」って Unfortunatelyって言っちゃって、またワロタ。アメリカの好きなところはこういうところです。

全員ではないですがフレンドリーな先生が多くて和やかに話ができます。

。。。。。。。。。。。

 

インプラントに向けた最近のものだけまとめると

2022年12月後半 サイナスリフトとボーングラフト

ボーングラフトは骨が足りないための骨造成手術。サイナスリフトは副鼻腔内を押し上げて上顎洞にインプラントを埋め込む為の骨造成手術の術式の一つ。このサイナスリフトが一番痛くつらかった。

 

2023年9月 インプラントの支柱6本埋める。

歯はまだですが、インプラントの支柱を埋め込む手術。思ったよりも早く回復しましたが6本と言うのがきつかったです。そしてクラウンまだなのに、すごく高価でした。しくしく

 

2024年1月 ガムグラフトという歯茎の組織移植

昨日やってきたもの。骨も歯茎も足りなかった。でも歯が抜けて何年も放っておいたところなので私のせいです。

 

2024年2月後半 インプラントのクラウンで完成予定

これでやっと、ほぼ全部の歯がそろいます。長かった。でも全部抜いてAll‐on‐4にしなくて良かったと思っています。

 

 

アメリカの医療費の高さや良いデンテストを見つけるのがいかに大変かを発信しようと思ってブログを書いています。

今手術を担当して下さっているドクターIは元オハイオのベースでも口腔外科を担当されていました(今は基地ではやっていないそう)ものすごく技術が高い先生です。優しくて説明もうまくて心から信頼しています。

前回、もともと担当だった歯医者に勧められた口腔外科医ドクターMは大きい声では言えませんが最低でした。

このM先生がしたボーングラフト。コロナで行けない間1年間日にちが開いて、さてインプラントと思ったら、骨ができていないことが発覚。もう一度ボーングラフとしなければいけないと言われ、さらに先に料金を振り込めと言われ一気に信頼がなくなりました。

ボーングラフトも直後から激痛で、変なところから骨が見えていたり(歯ぐきから飛び出していた)薬が合わなくて大変な目に会ったりしました。

「もういやだ」「入れ歯にする」と大騒ぎした後に今のドクターを見つけました。

興味のある方は、ブログ右側のカテゴリー デンテスト に記事があります。

まだ金銭的なことで悩んでいる時のものがこちらです。

過去記事 アメリカで歯医者シリーズ インプラント悩み中 2022年9月の投稿

ほぼ保険もカバーされなくて高額ですが、歯科医療のローンがあり、そちらを使っています。

一気に払える額ではなく、これからお支払いに追われます。それでも歯がそろうのが嬉しい。ぬけっぱなしが長くて、ちょうどマスクの時期と重なって都合は良かったのですが、食事が大変です。はやく噛みたいw

インプラント2 アメリカで歯医者シリーズ

 

インプラントの支柱 アパットメント Implant abutment


インプラントの支柱6本埋め込みをして今日で11日目です。

すっかり傷も治り、痛みもなくまりました。

数日でチェックアップに行きますが、きっと問題ないと思います。

鏡で見て見るとターミネーターのよう笑 ねじ頭みたいなのが見えています。

気になるのは6本のうち1本だけアパットメントと呼ばれる金属の蓋?のようなものが付いておらず、ここは後からもう一回gum graft surgeryというものをするので、他の部位と違うのかもしれません。

これはインプラントのクラウンいわゆる白い歯装着前に行うようです。

 

2021年からのインプラント大騒動w

私はインプラント用の骨が足りなかったので、骨を増やすところからしなければいけませんでした。

2021年に他の歯医者で1度しているのですが、骨移植が終わってインプラントをするころに、コロナの亜種がひどくなりキャンセルしました。

1年後に他の歯医者に見てもらうと骨が足りずにインプラントできないことが発覚。3人目の口腔手術&インプラント専門医に診てもらい、同じく骨も足りないという意見で何度も話し合った結果、やはり入れ歯ではなくインプラントにすることにしました。

そして上あごのサイナスリフトもすることになりました。

Bone grafting:骨移植 骨体積を増量するための外科術式。

 

Sinus lift サイナスリフト上あごの骨を増やすための治療法です。上顎洞を覆うシュナイダー膜という粘膜を押し上げてスペースを作り、インプラントを埋入するための骨の高さを増やします。

素晴らしいドクターと出会えて良かったのですが、このサイナスリフトがかなり痛かったです。

こんなところ押あげての手術 数日は下を向くと鼻血がでました。

そこまでの手術が昨年12月末でした。

アメリカでは骨移植とサイナスリフトは歯医者ではなく口腔外科専門医が行います。

すっかり治癒した後にこの口腔手術のドクターと組んでいる歯医者の方で、今度はインプレッションという型取りをします。

ちょっと前までは柔らかいガムみたいなものを硬い金属のわっかのようなのに流し込んで型をとっていましたが、これが本当に苦手でした。

身構えているとなんと3Dの機械でチャチャっと。

医学‼テクノロジー!ありがとう!!

進歩しています。

そういえば抜けた歯がサメのようにまた生えてくるような研究もされているんですよね。夢のようです。

しかーし、これまた先の未来だと思うので今は治療を頑張りたいとおもいます。

次のステップは4か月後くらいに歯茎の手術 そして5か月後くらいにやっと歯が入ります。

長かった歯抜け生活!早くにっこり笑いたいです。

インプラント アメリカで歯医者シリーズ

 

数日前に歯のインプラント埋め込みをしてきました。

昨年末に歯の骨を増やすボーングラフト*2回目とサイナスリフトという手術をしました。

「もう痛い手術は嫌」「高額な支払いも嫌」「でも入れ歯も嫌」と昨年は悩みに悩み、うつ病が悪くなっていきました。

そして「やっぱありもう嫌だ」と入れ歯にしようと思った頃の過去記事

インプラントやめます

セカンドオピニオンの大切さ

前歯も抜けている状態のままというわけにもいかず、うつうつと毎日悩んでいたところ愛猫のコタちゃんの病気発覚。 毎日心配と看病と忙しい日々が始まりました。

アメリカのペットの医療費は人間と同じく莫大で100万円以上はかかったと思います。それでも苦しまず、元気に数か月を過ごせて本当に良かったと思っています。

動物の生きる力、がんばる姿を見て自分の情けなさを痛感しました。「私も頑張るね、一緒に頑張ろうね」と、そんな気持ちで骨の造成手術、ボーングラフとそれからサイナスリフトを決めました。

それが昨年12月の終わり。そして約9か月後にインプラントの支柱埋め込みを行いました。

書いていなかったので、これからまとめようと思います。

インプラントは今日で4日目ですが、痛みはほぼないです。3日目が一番痛かったけれど、抜歯よりも痛くないくらいでした。

サイナスリフトが一番痛かったですし、何が一番痛いって費用でございます。うまいこと言った?くすくす。

まとめに書きますが、ボーングラフト&サイナスリフトで約8000ドル インプラントは6本埋め込みで約18000ドルかかりました。

うわああああ。デンタルのクレジットというものがありまして、これから少しづつお支払いです。

軍の保険(こちらもデンタルはほぼ出なかったけど)から引退後に加入した保険ではほぼカバーされませんでした。まとめの方に書きますね。

アメリカで歯医者に通わなくてはいけないときの参考になればいいなと思います。

日本は良かったなあ。ううう。