セカンドオピニオンの大切さ 

 

Second opinion セカンドオピニオン

 

診察の診断や治療選択などを現在の医者ではなく違う医者にも意見を聞くことをセカンドオピニオンというのですが、私は19年前の乳がん検査(触診)で3人の医者に診てもらい「違うと思う」と言われ、いわゆる誤診をされました。

セカンドどころかサードです。ずっと違和感がありました。「何でもないはずない」と。

その後やっとマンモグラフィー検査をしたときに乳がんが発覚しました。

言われるままに手術をして抗がん剤をしてと治療をしていましたが、当時の主治医に不信感が芽生え、思い切って主治医を変えたこともあります。

日本人としては「なんだか悪いかな」と思ったりしますが、この時は命にかかわる病気ということもあり、納得がいくまで話し合いをしたり、セカンドオピニオンを求めたりしました。

どんな病気であろうと、自分自身の体です。別の意見を聞く、納得のいく治療をする。何度も話し合いをすることは大事なことではないでしょうか?

 

それは歯医者も同じだと思いました。

 

 

骨造成でAll-on-4から骨造成で各インプラントで話を進めていましたが、いやでいやで、すごく鬱状態になって言って、よく考えて自分の気持ちにやっと向き合えました。

そしてデンテストに電話しました。

●もう手術は嫌なこと
●インプラントよりも入れ歯にしたいこと
●アクリルよりも柔らかい素材にしたいこと

何回かすれ違いになり、お互いに留守電に伝言を残して月曜日にこれからも予約を入れて、また検査します。

何度も「あれしたい、これはいや」とわがまま放題な患者の希望を何度も何度も聞いてくれて、すごくいい先生です。申し訳ないと思っています。

でも患者は私で納得がいくまで考えることも大事だと思いました。

以前のデンテストに言われるまま奥歯を4本抜歯して骨造成したことは後悔しています。抜いてしまった歯はもう戻りませんから。

そしてインプラントと検索するといいことばかり出てきますが、患者さんの声を聞くと後から痛くなる場合もあるそうで、その場合はもう何もできないのだと。

それも怖い、そして骨造成の痛みもかなりのものでした。

命にかかわる治療なら痛いのも我慢しますが、選択肢がまだあるインプラントについては、もう少し慎重に考えてからにします。

入れ歯は部分入れ歯になりますが、柔らかい素材のFlexible dentures 日本ではコンフォート入れ歯と呼ばれているものにしようと思っています。

自分の気持ちが決まって、すっきりして鬱状態抜け出せそうです。

 

アメリカで歯医者シリーズ インプラントやめます。

 

悩みに悩み、ついに出した結論。歯のインプラントはしないことにしました。

というよりも本音は「骨造成はもう、したくない」です。もっと深い気持ちは「もう手術は嫌」です。

ほぼ20年前になりますが乳がんを患い、いろいろな手術を繰り返しました。7回か8回。手術というと、あの辛さを思い出してしまいます。

入れ歯など他にも選択肢があるならば、もう手術はしたくないのが本音です。

 

 

前回、医療費の全額を間違っていました。訂正します。最初に勧められた上あごにサイナスリフト×2そして上の歯を全抜歯、インプラントAii-in-4もしくは6.下のあごにも骨造成そしてインプラント数本。

全部の金額はまだ出ていませんでしたけど「だいたい35000ドルくらいになります」と言われました。(今1ドル140円で計算すると490万円)

インプラントに行く前の抜歯とサイナスリフトと骨造成だけでも約10000ドル(今なら140万円)入っている保険がカバーする分が約2000ドルでした。

金額だけでも、もちろん嫌!なんですが、以前の骨造成(違う口腔外科で一度しています、でも骨が足りませんでした)でこりました。

 

歯茎にメスを入れて、骨に穴をあけて異物(砕いた人口骨)を詰める手術です。

すごく痛みもあり、24時間血も止まりませんでした。顔もかなり腫れます。こういう、ちとえげつない経過をあまり詳しくブログに書きませんでしたけど、不快な状態が続き、抗生物質でのアレルギーも出て、大変でした。

 

すさまじい腹痛に失神寸前。異常な汗と顔面蒼白。抗生物質だけではないかもしれないし、なんだかもうすっかり嫌になってしまい、インプラントできるようになってもコロナの亜種がでてきたりしてキャンセル。その口腔外科医は「先に支払いをしてくれ」と言い出して、不信感が芽生えて他の医者にかかることにしたのです。

一からやり直し。

しかし、新しい歯医者と口腔外科医も同じく「おすすめはインプラント、それも全部抜歯してAii-on-4がいい」と言われたのです。

 

 

私の場合骨が足りないので骨造成、かなり痛いと言われる手術のサイナスリフトも必要でした。

すごく悩んで全抜歯は嫌なので各インプラント(足りない部分は6本ほど)にしてほしいと言いました。

それでも、やはり嫌で嫌で。

他に絶対に選択がないのなら仕方ないですが、どうしてもサイナスリフトなどの手術が嫌でデンテストと電話で相談しました。勧めたいのはインプラントだけど私の希望なら入れ歯を作ると言っていただき、今のところインプラントはやめる方向で希望しています。

柔らかいタイプの奥歯の入れ歯を希望しています。費用などもなるべく詳しくリポートしていきます。

毎日リサーチをしていました。インプラントして後悔した人の話もたくさんあり、怖くなってしまいます。

自分の体の事だし、金銭的にも大きいのでよく考えて決めたいと思います。

鬱でした。インプラント話し合いなど。

 

鬱の事を英語でDepressionといいます「うつ病」とは少しニュアンスが違うかもしれません。症状もいろいろありますが、ひどくならないように気を付けています。

私の場合、20年以上前の初めてのアメリカ移住、アイダホ生活の辛さから精神が不安定になることがあり、乳がん治療、特に抗ホルモン剤で精神安定剤を飲み始めました。

普段は楽しく暮らしていますが、ふとしたきっかけ(トリガーと呼んでいます)ドン!!っという感じで落ちます。

それは「長く厳しい冬になる前」(家から出られないので辛い)だったり、もちろんここ2年くらいはコロナ鬱。それから「桜🌸」とか「和食」とか日本の景色の写真を見た時だとか(日本が恋しい)その時々で違いますが、今回は

「歯」

「は?」はい「歯」

理由がありまして、ブログを読んでいない方へ 詳しく言うと、(もっと詳しくは過去記事「インプラント悩み中より」

 

1 ここ数年、何本か歯が抜けたりクラウンのブリッジが割れたりした。
2 インプラントにする予定で骨造成をした。
3 痛いし高いし、長期で大変だった。
4 骨はできてインプラントを待っている間にコロナがひどくなりキャンセルしていたら1年以上経って骨造成の部分が縮んだ。そして口腔外科医を変えた。
5 骨部分が足りないので、もう一回骨造成をすると言われた。
6 さらにサイナスリフトという、もっと痛そうな手術もすると言われた。
7 最初のプランは全部抜いてしまってAll-on-4(ドクターは6の方が良いと言ったけど)にした方が良いという。
8 それよりは残せる歯は残してインプラントをしたいと言い、新たなプランを作ってもらう。
9 最初のプランでも抜歯と骨造成まででも10000ドルだった。保険引いても8000ドル超えてた
10 インプラントなど全部入れると最終的には35000ほどかかると言われる。
11 各インプラントの予定でも骨造成までが保険引いて6000ドル以上だった。

抜歯くらいなら全然大丈夫な私ですが、骨造成は痛みだけでも嫌ですし、前回は薬のアレルギーで大変な目にあい、治るまで日にちもかかります。

さらに、インプラント入れない前なのに10000ドルって!100円としても100万円!今だと140万円 さらにAll-on-4だと最終的には400万円くらいかかるとか。

日本のサイトを見ると200万円と書いてあるではないですか!今すぐ日本でやってほしいくらいですが、どっちにしろ骨が足りないと思うんです(日本の歯医者のサイトをいくつか見たら骨造成できない方にAll-on-4がおすすめと書いてあるのになあ、でもきっと私の場合は足りないのかなと思いますが……。

一度は「もうやめた!!」と言ったのですが、歯がないのは困る

明日もう一回相談します。質問をまとめました。

そして来週どっちにしろ抜歯する歯などもあるので話をしてきます。部分入れ歯、何とか柔らかい素材のものをできないか聞いてきます。

アメリカの医療費、歯医者も含め。本当に本当に高額です。

呼び寄せた母が結局帰国を決めたのも、もちろん日本に帰りたかったこともありますが医療関係、これが大きな理由です。

医療費を考えるといつも悩み、ふさいでしまいます。

 

精神科の先生はこちら

どんなお薬よりも効きます。笑