アメリカで歯医者シリーズ All-on-4その1

 

アメリカで歯医者シリーズです。

歯医者を変えました。一番新しい治療法は今のところ上の歯を全部抜歯してAll-on-4というインプラント。歯を全部インプラントにするには8本から14本インプラントが必要なのですが、これだと4本の支柱で全部つながった歯をドーンと装着できる方法。

このことについては、次回くわしくまとめます。今日は歯医者を変えた経緯を書きます。

過去記事にまとめていますが、自分でもわからなくなってきましたww

最近のものを貼っておきます。

一番わかりやすく(と思う)過去記事のリンクも貼ってあるものがこちら

アメリカで歯医者シリーズインプラントのための骨造成手術

 

つねに、割れたり抜けたり折れたりする弱い私の歯

2021年の5月に骨の移植というか増やすための骨造成手術と言うのを受けていました。

奥歯の4本クラウンブリッジが割れてしまったので、4本歯を抜いてインプラントにした方がいいと言われ、4本の抜歯および骨を増やすための手術とやらをしました。

今だから言いますが、骨造成は2度としたくないと思いました。

手術中はセデーションという麻酔でうとうと状態ですが起きてからが痛い!!抜歯の上にさらに、なんだかんだの化学物質と自分の血を混ぜたもの(と言ってた)を詰め込んでるのですごく痛みました。

で、飲んでた抗生物質が体に合わず、大変な目に。痛いなんてもんじゃないほどの腹痛と出血。滴る汗、蒼白な顔。「……もう、ダメだ」と弱音はいたほど。

私は乳がん関係で7回ほど手術しているんです。放射線や抗がん剤もして、かなりきつい治療でした。だから痛みには耐性あると思うんですが、抗生物質アレルギーはすさまじかった。

で、この口腔外科医に電話しました。

 

ここで少し説明します。普通の歯医者さんでは骨造成できないそうで、専門医、口腔外科医に行かなければいけなかったんです。なのでDr.Mは、初めてかかる医者です。

わかりにくいので図にしてみました笑

まずグループA

最初に通っていた歯医者さんはDr.B 優しく大好きなデンテスト でこの歯医者にはボスがいてDr.C この歯医者が数軒歯医者を持っています。地元の大物っていうか。

で、このグループがインプラント患者を紹介しているのがDr.Mで、この人がかなり問題のあるドクターでした。

かなりベテランっぽいのですが、お年もあるかもですが、患者を多く見ているせいか忘れっぽい!

処方してない薬を飲めといったり(これも大問題だと思うけど)腹痛で倒れた(ほぼ失神状態までなった)翌日電話したんです。症状を説明して

「たぶん抗生物質があわなかった」というと(かなりわかりやすく説明したと思います。夫も説明してたし)

「じゃあ飲むのやめて」って、えええ?

「もうやめました」
「で、治ったんだよね」
「はい」
「GOOD!!」

Goodじゃねえ。

他にもいろいろあって、骨が定着したのでインプラント手術に行こうとしたらデルタとかオミクロンとか流行ったりしてキャンセルしたんです。そうしたら「次回は先に全額払え」と。この辺りで怒りマックス。

レビューを見てもひどかった(先に見たら行かなかったけど、かかりつけの歯医者がここが良いっていうから」

Dr.Bに訴えても「評判いい先生よ、それにDr.Cの紹介だから」と。このDr.CがグループAの手綱を握ってた!

で、独自に探して歯医者を変えることにしました。グループBのDr.I 口腔外科医ですごく評判が良い方。この人にやってもらいたいと電話をすると紹介状が必要だと。で、Dr.Bに書いてもらえるか聞くと「そんなことしたらDr.Cがなんていうか」みたいな発言。なんか弱みでも握られてるのかというくらいの気弱さ。この際デンテストも変えようとこちらのグループに属するDr.Dの所に行ってきました。

Dr.Dもすごく優しくて話をよく聞いてくれて、頭の回転早い!で、この歯医者に紹介状を書いてもらってDr.Iにようやく会うことができました。

1時間くらいカンファレンスして、説明もすごくわかりやすいし、こちらに決めました。

そこで、問題が発生なんですが、どちらのドクターからもAll-on-4を勧められました。

歯がかなり弱っていること、今数本インプラントしても数年したら、またほかの歯も悪くなるかもしれないこと、骨造成しているけど、まだ足りないことなどを説明されました。

あんなに痛い思いをして、まだ足りぬ我が骨なり!!

すっかりしょげておりました。

経済的にも新たな骨造成数か所(下の歯茎も)保険が少しだけききますけど、それで8000ドル以上。インプラント代など入っていないんです~!

ちなみに以前の4本抜歯と骨造成でも6500ドル支払ってます。おそろしや、抜けっぱなし&骨さえまともにできてないのに!

もう骨造成は嫌だ~と思い、グーグルであれこれ調べてメモして、素人なりの可能な治療法を調べてみました。

そして今日電話での話し合いをしました。

全部歯を抜くのは怖いこと。なのでAll-on-4ではなく一本ずつのインプラントで抜歯はなしにできないかと。

詳しくは明日書きますが、インプラントするなら骨造成はどうしても必要だと言うことです。

わ~~ん。他にもいろいろ聞いてきました。専門用語がわからなくて画像を見たら拷問みたいなのもあって……た~すけて~。

というわけで、次回は画像付きで説明します。

 

36℃の中新しい歯医者へ行ってきました。

 

上の左側の歯が4本もないまま1年。

一週間ほど前に右の方の前歯が取れました。

大きめの前歯2本の右隣。コントで黒くする、あそこ。

また、ポロリンチョ。

 

心が折れる音、聞こえたよね……。

ポキッって。

歯もポキって。

あはは、あはは……。

もうどうすんのおお~!!怒

 

ベッドでべそべそしてたらニャンズ必ず来てくれます。

「ママあ、どうしたの?」 「ううう牙がとれたあ」

 

「牙 つけれる?」 「うん、インプラントって言うんだよ? でもお金がないよ?」

 

後は難しいアメリカでの歯医者探し。

 

昨日新しい歯医者の予約が取れてカンファレンスだけ行ってきたのですが、めったに外出しないのに、この日に限って36℃!!

基本、車移動だし建物の目の前に駐車するので、あまり支障はないですが、エアコン付けるまでの車の中があぢいいいい。

オハイオは基本寒い場所なのに。

「夏もあまり暑くならないよ」が自慢だったのに。ひどい!

たぶん、北海道的な感じ?避暑地みたいな?例年は。でも今年の夏は異常です。ていうか4月の終わりまで雪だったのに。おかしくない?

こちらは3月の庭。3月!! そして6月は36℃ おかしくない??

 

 

 

でも新しい歯医者はとても良かったです。笑

 

↓ 今までの経緯を簡単に。

1年前の5月に上の前歯(反対側)4本抜歯してインプラントのための骨を増やす手術をしました。

Guided Bone Regeneration GBRと呼ばれる方法です。あごの骨が細くなっていて、インプラントの支柱が埋め込めない人のための骨を増やす手術です。

こちらはニューヨークで生活する人のためのサイトでインプラントの流れが書いてあります。歯科インプラントの基礎知識

 

Augmentation Surgery – Adding new bone. 3D illustration

 

下のリンクは、このブログ内のもの。こちらは私の場合。クラウンやブリッジ費用などもまとめてあります。確か←をい

アメリカ歯医者シリーズ インプラントのための骨造成手術

↑ の過去記事にもっと前からの経緯をまとめてあります。

 

さて、骨造成手術の数か月後、傷も治り骨もできているということでインプラントの支柱を埋め込みに行こうとして、デルタ株でキャンセル。また数か月後、今度はオミクロンでキャンセル。

数回キャンセルしたせいか、システムが変わったからかインプラントをする前に全額払え、と言ってきたり、処方されていない薬を「忘れずに飲むように」と言ったり、毎回言うことが変わったりして、信用できんとなり、他のドクターに話を聞くことに。

新たなデンテスト(昨日とは別の方)も検査が乱暴だったり、さらに骨造成が必要だと言ったり(もういや)この歯医者の言うこともなんだか信用できず、さらに新しいドクターを探していました。

アメリカではインプラントや骨造成は普通のデンテストではできずに、外科手術になります。口腔外科 Oral surgeryと言います。

別の医者なことが多いのであっち行ったりこっち行ったり、なかなか大変です。

先にすごく評判の良いOral surgeryのドクターを見つけて電話をすると、推薦状のようなものがいると。

で、組んで一緒に仕事をしている新しいデンテストの所へ予約を入れて、歯を見てもらいました。←ナウ!!

 

今までの経緯を説明すると「ああ、こういうことだね」とすぐに理解してくれて話しやすく、とってもよさそうな歯医者でした。

うおおお、やっとここまでたどり着いたあ。で、すぐに口腔外科医の方に話を持って行ってくれると。そして前の歯医者からのレントゲンを送ってもらうことに。

長かった(´;ω;`)ウゥゥ

めでたしめでたし?

……

いやいや……

しかあ~~~~~し

この歯医者の見立てでは上の前歯は傷んでいるから、全部つながったインプラントにした方がいいかもしれないと、言うではありませんか。

一本一本次々に悪くなるよりも、いっそ、上の歯全部そうした方がいいかもしれないと。

うふふ、いっぺんにすむから、いいわあ、と一瞬思いましたけど。

お金があああああ。

インプラントは私の保険ではカバーされますが、たぶん半分だと。全部でいくらかな?うふふ、あはは。

また日本が遠くなった日でございました。

 

 

アメリカ歯医者シリーズ インプラント延期

 

すっかりシリーズ化 アメリカ歯医者シリーズ。

猛烈に高いアメリカの医療。もちろん歯医者も含みます。

そして保険の種類にもよりますが、私が入っていた保険(軍関係のもの)は夫が軍にいた時は医療費はほぼ無料でした。なので乳がんの手術、標準治療などすべて保険でカバーしてもらえました。なかったら何千万円もかかったと思います。

そんな医療費も歯医者だけは年間2000ドルしかカバーされませんでした。

それでも在日基地にいた頃は「外国」と言うこともあり緊急の場合だけ無料で見てみらえました。でも一番安い方法で。当時(20年以上前)白い詰め物はしてもらえなかった記憶があります。

そしてアメリカ本土の場合無料にならず、この保険は年間2000ドルだけカバーでした。

2000ドル。1ドル100円で考えると20万円。でもあっという間に吹っ飛びます。虫歯2本と詰め物くらいかな。とにかく高いアメリカの歯医者。ハワイにいた頃に乳がん治療の放射線などでかなり悪くなり歯医者通いが始まります。

この時にインプラントがあまりにも高いのでデンチャーと言ういわゆる入れ歯、部分入れ歯を作ったのですが、金属部分がものすごく硬く、痛くて口の中に入れるなんてとんでもない代物でお代が1000ドル。でも一度も使えませんでした。

チーン

そしてLAでもいろいろあり(歯茎ごと歯を抜かれたり)オハイオに来てからも、ずっと歯医者通いです。

上の前歯は全部セラミックなのですが、10年以上経ち悪くなっていき、なんども大事な場面で歯がぽろちんちょww(過去記事に書いてます)

 

アメリカで歯医者シリーズ インプラントの骨造成手術

アメリカで歯医者シリーズ インプラントの骨造形2

 

金額の事ばかり出てきますが、大事なことなので書いておきますね。

やっと治してお高かったクラウンのブリッジ(5本4000ドル)がなんと折れた!土台の歯が弱って、すべて抜歯そしてインプラントすることに。

下の絵がその頃のもの1本折れた!でもブリッジのクラウンそのまま使えないし、土台もダメになってて全抜歯 ↓

 

その時にインプラント用の骨の土台も足りぬと言うことで骨を作る骨形成の口腔手術をしたのが昨年の5月でした。これは外科的手術なのでスペシャリストのデンテストの所へ。

さて、そろそろインプラントできるかな?と予約をとったらデルタ株が。収まったから行こうかなと予約をとったらオミクロン株が。何度もキャンセルしたので新しく予約をしようとしたら「先にお金を払え」ということに。

それまでも薬の名前を間違えたり不信感があったので、もともとの私の歯医者に「こんなことあった、ドクターかえたい」と訴えると、ちょうどその歯医者に新しい医者が来たから、と見てもらうことになりました。

ふう、長い?ごめん 自分の健忘録も兼ねているのですみませぬ。

で、ややこしいので仮の名前を。

簡単な治療やクリーニングに行ってる歯医者の大好きな女性先生がドクターB(今回登場せず)

で、その歯医者のオーナーでもあり、もう少し高度なことができるドクターC (少し遠くの歯科医院)

そして歯茎の骨形成手術をした(違う病院 顔の外科専門)ドクターM

ドクターCに訴えて変えてもらった同じ歯科医院の中でインプラントができるドクターT

ドクターCの予約時に(また違う虫歯の個所)レントゲンを撮り、これからのプランを話している時にドクターTも来てくれて、歯の様子と3Dレントゲンを見ながら話を聞くと、なんとなんとすっかり骨ができていると思っていたところが足りないのだと。

上に2本インプラントしてクラウンで3本にする予定が骨が足りずにこのままでは副鼻腔に穴が開くと。えええ~~~??

ドクターMはもうそのままインプラントする予定でした。あっぶねーw いやそれはないか、当日に「あれ?骨足りないからやり直し」ってなったのかもしれませんね。どっちにしろ、いやだあ。

そして下の歯茎は骨が足りてるとドクターMは言っていたのに、ドクターTは「いやいや、足りない」と上も下も骨造形やり直し!!チーン

もちろん別料金で、既にドクターM  に支払った金額が3000ドル そこからインプラント土台受けこみが2000ドルインプラントのクラウンが4000ドルの予定でした。今年には終わっている予定だったけど、コロナでのびのびに。

その間に縮んだのかどうしたのかわかりませんが、新たな骨をつくると。

新しいプランの骨の手術がまた3000ドル以上(下もなので)そこからまた数か月まってからインプラントの土台だとかクラウンだとか。きっと10000越え……今回の保険でいくらカバーされるかはわかりません。半分出来たらうれしいけど、今電話待ちです。

いやあああ~~。

あとやっぱりわかりにくくて、いやあああ~~。ごめん。

また手術嫌だしドクターCが作ってくれた仮の(と言ってたけどしっかりしてる)入れ歯もあるし、すごく悩んでいます。

ずっと家にいたし、外出もマスクしてたので、しばらくいいやと歯抜けのままでした。一年弱で骨が縮むとは。……縮むの? 歯に詳しい方助けて。

総入れ歯じゃないし、しばらく部分入れ歯で過ごして、お金貯めてからにしようかな。と悩み中。

昨年は3月からワクチン、5月に歯の手術、Cpap治療を初め(これも機械の不調で今中止)いろいろありすぎたのか一年間体調悪くて偏頭痛が治らずに心配でMRIまで受けたんですよね。

もう今年はのんびり、のんびりしたいよ~。