乳がん啓発月間 検査に行きましょう。

 

10月は乳がん啓発月間です。

 

このブログは、その名の通り「アメリカで猫とのんびり」を中心に、ゆるゆるな日常、リアルなアメリカ、時々ファッションやメイクについて書いていて、あまり乳がんの事は書いていませんでした。

エッセイを主にカクヨムとNoteにまとめています。

乳がんサバイバー カクヨム

続 乳がんサバイバー 19年が過ぎて カクヨム

乳がんサバイバー(進行乳がんを生き抜いて) Note

 

最初のものとNoteのものはほぼ同じ内容です。「19年が過ぎて」は今でも不定期ですが、継続的に掲載中です。

私は19年前にステージⅢCという、かなり進行した乳がんになり、手術、抗がん剤、放射線、ホルモン治療を経て、今は元気で暮らしています。

その時に闘病日誌を付けていて、エッセイより3倍以上長いのですが、かなり削ってまとめました。いつか全文に近いものもどこかに発表したいと思っています。

この頃、検査の大切さを痛感しました。

 

私の場合、大きすぎた乳がんを数人の医者から見落とされたからです。

「こんなにも大きいわけはない」と。それでも「おかしい」という違和感が強く、どうしてもマンモグラフィーを受けたいと思ったのが、健診から4か月後でした。

すぐに行っていたらと何回も思いました。

ステージⅡとⅢの生存率の違いを見て泣いた日々。4か月で進行したのかはわかりません。それでも1日でも早い方が良いと思いました。

なので、同じエッセイをいろいろなところに発表しています。

 

●乳がんの早期発見の大事さ

●治療は過酷だけど、元気になった人がいる。

この2つの啓蒙と希望を広められたらいいなと思っています。

なのでこのブログにも書くことにしました。

そしてまた形を変えて(コミックエッセイや小説)発表していきたいと思います。

ぜひ検査に行ってくださいね。

それから寄付などお考えの方は買って応援もあります。

エステーローダーは毎年ピンクリボンに参加しています。いろいろなメーカーから数パーセント寄付に回るピンクリボンの商品が出ています。

 

 

 

女性の(男性もかかりますが)大切な乳房を奪うがん。いつか特効薬ができて撲滅してほしいと心から願っています。

 

 

マンモグラフィ受けてきました。19年前の乳がんの時の事。

 

数日前 マンモグラフィ Mammography 受けてきました。結果は一週間ほど後に書類で来るのですが、何かあったら連絡すると言われました。なので電話がなかったので一応安心しています。

 

日本でも皆さんご存じだと思います。マンモグラフィとは乳房専用のXレイのこと。私はこれで乳がん発見することができました。2003年の事なので19年前になります。

約20年前はマンモグラフィーはあまり一般的ではなく、50歳過ぎ60歳くらいの方のみ推奨されていたと思います。

左の乳房にごつごつとした塊と違和感があり、痛みがありおかしいと思い医者に行きました。乳腺炎にそっくりな症状。それぞれ別にの医者だったのに、触診で3回とも乳がんではないと思うと言われました。

乳がんは小豆代で見つかることが多いのですが、私の場合ミカン大(4.5センチ)だったのです。数か月してから「念のため」にうけたマンモグラフィでやっと発見することができたのです。

 

今では若い方の乳がんも増えています。こちらのブログではあまり乳がん関係の事を書かないと思ったのですが、早期発見、マンモグラフィの大切さを少しでも多くの方の目に留まってほしいと思い、こちらにも書いておきます。

乳がんエッセイをまとめたものはこちらになります。内容はほぼ同じです。読みやすいかなと思うものが、こちらです。

 

カクヨム 乳がんサバイバー

時系列で一番読みやすいかなと思います。カクヨムは角川の投稿サイトです。こちらには(続編の19年が過ぎて)も掲載中です。

 

Note 乳がんサバイバー

投稿サイトNote 写真付きで、字が大きくて読みやすいです。ただ並べ替えの方法がわからずw一番上が(その後エピローグ)になってます。

『サバイバー 進行乳がんを生き抜いて』で第10回アルファポリス特別賞受賞しました。このブログに書きました。 過去記事

 

舞い上がるほどうれしかったです。ただブログ形式だったのと、あまり読まれていないようでしたので、今は掲載していません。と言うか、一度取り下げたら、また掲載方法がわからなかったww それから小説家になろうにも移しましたが、こちらは読み手のニーズと違うかなと思い、こちらも引き上げようと思っています。

手を加え細かいことも加筆して(闘病ノートものすごく分厚いのでエッセイの何倍もあります)書き直して、またどこかで発信できたらと思います。エッセイマンガに挑戦してもいいかなと思っています。

もう読んだ!と言う方しつこくてごめんなさい。

辛い思いをする人が少しでも減ることを願って、これからも書き続けます。

生かされている意味をいつも考えます。大事な家族のため。そしてこの経験を一人でも多くの方に伝えて早期発見に役立てたり、標準治療への勇気を持ってもらえたらと思います。

標準治療はよく誤解されるのですが、いわゆる手術、抗がん剤、放射線治療の事です。代替ちりょうではない、病院での治療という意味です。

私もすごく心揺れました。左胸を切除、抗がん剤で髪の毛も抜ける、放射線での火傷。そんな苦しい患者の心につけこむような怪しげな治療が当時もありました。

何とかキノコを注文しようとしたことも。標準治療をしながら体に良いものをとるのならいいと思うのです。でもやはり「食事だけで治る!」とか「このお湯につかるだけで治る」というような言葉に惑わされないで欲しいなと思います。

治療は本当に辛かった。やめたいと何度も思いましたけど、今も元気で生きている。私は感謝するばかりです。

左胸は再建も挑戦しましたけど、放射線から時間が短すぎたせいか失敗しました。

今ではもうこのままで良いと思っています。

数日前に乳房切除手術 mastectomy用のブラジャー2枚とシリコンの乳房を受け取ってきました。トライケアの保険にはいっています。軍の時は無料、引退してからは確か20%の支払いです。

義手などと同じくProsthesisと呼ばれます。100ドルから200ドルくらいでしょうか? ずっしりと重みがあり、すごく手触りが良いです。それをブラのポケットに入れます。

mastectomy用のブラも今ではいろいろなメーカーが出しています。昔はかわいいブラを諦めきれなくて、普通のプラを買ってきて靴下とかでポケットを付けていました。

数年いや10年以上かも。べそべそ泣く日も多かったのですが、健康だって、おしゃれだって諦めない。と今では思います。

胸が1つ足りなくなっても、体力が足りなくなっても、生きているのが一番だと私は思います。

検査、早期発見そして治療。これからも発信していこうと思っています。

 

 

やっぱり鼻炎か?アメリカの一般薬 頭痛 腹痛

前回に引き続き薬のお話です。

治ったと思ったけど、まだ続いていました。

症状は一日一回数回くしゃみが出る。鼻水も少し。頭痛。

こうやって書き出すと、軽く聞こえますね。でも地味に辛い!そして体調悪いとどんどん落ち込んで鬱が出ます。こんなに弱くてどうしようと。数年前まで何十時間も飛行機に乗って日本へ行ってたなんて嘘みたいです。

頭痛はずっとです。昨年ひどくて、治らないのであらゆる検査をしました。血液検査や脳のMRIまで。

ちょうど昨年の春ごろから体調悪くて毎日ノートに記録していました。

医者も原因わからず、自分ではストレスによる緊張性肩こりかなと。それか口腔手術のあれこれ。歯が半分ないので常に片方での咀嚼のせいかもと思っていました。あとは年齢的なあれこれ……。

でも、もしやこれはアレルギー性の鼻炎。しかも花粉じゃなくてハウスダストかも??と思うようになりました。天候性の頭痛はもうあったので+かなと。

花粉でないと思ったのは、昨日お天気で我慢ならず窓開けて風を入れたのですが、なんともなく、今日も出かけて大丈夫だったからです。

家の中=ほこり?これか!猫と毎晩寝てるけど、それは大丈夫そう。猫アレルギーになったら(急にいろいろなアレルギーになるらしいので)嫌だなあ。

こうやって眠れなくなったらいやあ~。

 

 

日本にいた頃は頭痛にはバファリンでしたけど、アメリカではTylenolタイレノールが一般的です。これは前回も書きましたけどブランド名で薬の名称はAcetaminophenアセトアミノフィンです。調べたら今日本もあるんですね。

上のTylenolと下のAcetaminophenは同じものです。

解熱鎮痛。アメリカ来てからこればかり。赤ちゃんも子供もこれ(子供用があります)脳の中枢神経に作用し、頭痛と解熱に本当によく効きます。

商標名ではないものの方が安いです。我が家ではCostcoで大ボトルのものを買ってます。

肩こりのような筋肉痛にはモートリンMotrinがよく効きます。こちらの薬は Ibuprofenイブプロフィンと言います。アイブプロフィンと発音する人も多いです。イケアをアイケアみたいに。

これもMotrinが商品名 Advilも同じもの。海外小説などでよくでてきますよね。

コストコのお得ボトルを買いました。この写真3点同じ薬と思えないですよね。

全部イブプロフィン200ミリです。私は最近これ一錠4時間おきに飲んでます。

イブプロフィンの一番気を付けるところとめんどいところは、空腹で飲めないことです。おなか痛くなります。タイレノールは大丈夫です。

それからアンチヒスタミンも新しいアンチヒスタミンもふらふらに眠くなってしまうので(Drowsy)眠くならない薬を飲みはじめました。

phenylephrine

今のところよく効いています。

それから、もう一つアメリカの誇る腹痛の薬。

Pepto Bismol

恐ろしい味と恐ろしいピンク でも私にはすごく効きます。このピンク色見ただけで治りそう。笑 味は昔ピンク色のガムありましたよね?フィリックスとかの。あの味(わかりにくい~)はじめて飲んだときはショックでした。慣れたら大丈夫です。たぶんw

これも安いバージョンがあるのですが、なぜかこのぺプトが好き。ちょっと気持ち悪いとかお腹痛いとかすぐに治ります。飛行機用には錠剤を持って乗ります。

なんか今日は薬屋さんのブログのようになってしまった。笑

これからアメリカに来る方の参考になるかなと思って書きました。

一番大事なストレス発散のお薬はこちら。↓

お薬と言うかドクターズww