5月の初めにチャチャがお空に旅立ちました。
ほぼ2週間たち、やっとブログが書けるようになりました。
1週間くらいは、家のどこを見ても思い出して泣いてばかり。それから少しづつ落ち着きましたが、時々どっと悲しみが襲ってきます。
心ではわかっていても、目で探してしまいます。
いつもすわって外を見ていた窓辺、シャワーの後ドアの前で必ず待ってたこと、枕の横でいつも寝ていたので、ポンと乗ってこないことなどがすごく悲しくて。
そこにいないことがどうしても耐えられなくて、つらいです。
チャチャの病気が発覚したのが2024年の1月末。ものすごい大食漢だったのに、食欲が落ちてきたので獣医に連れて行きました。
検査の結果、癌でした。こたちゃんは悪性リンパ腫 チャチャちゃんは細胞から脾臓に広がったレアな癌でした。
すぐにコタちゃんと同じかかりつけの獣医で同じ腫瘍専門医のところで治療が始まりました。
獣医の先生は抗がん剤が効けば13か月くらいは大丈夫と思うとおっしゃられたので安心していました。
抗がん剤も錠剤で(こたちゃんは病院での点滴)初めのころはすごく元気がよかったので、本当に病気かなと言っていたほどです。
病気が分かったので4月の日本行きは全部キャンセルして「そばにいるからね、治療頑張ろうね」と言っていたんです。
一年元気なら来年は15歳で猫生の平均年齢だと知っていたので、少しあきらめもついていました。本当は20歳でも30歳でも生きてほしかったけど、15歳なら仕方ないことなのかなと。
コタちゃんの時は平日に獣医に連れていき、この数値では余命は数日と言われ、抗がん剤が効けば3か月から6か月だと。そしてそれから6か月闘病して生きていてくれました。元気な時も多かったんです。
でもチャチャは反対に13か月といわれたけれど、抗がん剤が全く効かずに、たった3か月で旅立ちました。
元気だったのに、あっという間に食欲が落ちて、やせていき、元気がなくなって。
まだまだ立ち直るのに、時間がかかると思います。
ただ、すごく苦しまなくてよかったのと、すごく仲良しだったコタローと会えたかなと思っています。
コタちゃんが旅立った後、チャチャはまだ元気で、泣き出すと何となく空気を読んで(そういうムードメーカーなところがあったんです)面白いことしたりして皆がまた笑えるようになりました。
だからコタがいなくなった悲しみを紛らわせてくれていました。自分も寂しかったと思うんです。時々探すようなそぶりをしていました。
今回は特に皆参っていました。猫がいない生活。
最後の日は「チャチャかわいい、大好き、ありがとうね」と繰り返し3人で何回も号泣しました。
コタもチャチャも一度も引っかいたり、噛んだりしたこともなく、とにかく優しい性格でした。
コタはやさしくおとなしい性格。チャチャは思いやりがあって(泣いていると必ず付き添ってくれたり、病気の時はつききりでいてくれました)おちゃめな性格。何度も助けられました。
昨日お骨になって帰ってきました。コタと同じ桜材の小さな木箱。並べて置くと、いつもいつもくっついて寝ていたみたいに見えて「コタに会えたね、また一緒にいられるね」と言って、また号泣してしまいました。
一緒に暮らせたこと、うちに来てくれたこと。
本当にありがとう。
今は本当にさみしくて悲しいけれど、幸せだった日々を絶対に忘れないよ。
ありがとうね。