睡眠時無呼吸症候群 英語ではSleep apnea syndromeという名前でそれぞれの頭文字をとってSASと呼ばれています。
症状は名前そのままで睡眠中に無呼吸になる病気です。
結論から言いますと、私は中度のSASでした。
4月中にワクチン2回接種を終えてから、まず行きたかったのが各病院の検査
5月4日に歯の骨造形の手術を終え、その1週間後にSleep studyと呼ばれる睡眠の検査を受けに睡眠クリニックへ行ってまずカウンセリング。
この時には入院するものだと思っていたのですが、機械を貸出できると聞いて「それにしてください!!」即決。
入院しての検査がほとんどですが、自宅でも検査できるキットを持ち帰りできたので2日間つけて寝ました。
病院だと一日で脳波や心電図も調べるのですが自宅用キットは鼻に入れるチューブ、それから血液中酸素濃度を調べるものをつないだ機械を装着して2晩寝ます。
1日目の数時間鼻チューブをどうやら無意識で抜いたらしいのでテープでがっちり止めました。
でも2日目も途中で血中酸素の機械を指からポイっと抜いたらしい←だから本当は病院の方がいいのですw
この機械の中に睡眠中のデータが取り込まれて送られた。らしい。
そして6月になり検査結果を聞きに行きました。その間も何度も歯医者に行ったり、マンモグラフィーを受けに行ったりしていました。
1時間の間に5回呼吸が止まると、この病気の可能性が高いそうです。私は何と15回も止まっていました。
何より驚いたのが血中酸素濃度が78%しかなかったこと。
夫は医療関係だったのですごく驚いてましたけど、私は??「なに?大変なこと?」「大変だよ!!」
国立循環器病研究センターのサイトによると
転載――
無呼吸によって血液中の酸素濃度が下がり「低酸素血症」が生じて、心拍数や血圧が上昇します。血液中の酸素濃度は「動脈血酸素飽和度」(SpO2)という指標で表されますが、正常では96%以上なのに無呼吸時には簡単に90%以下に低下します。
驚くべきことに、これは”呼吸不全”になった時と同じで、通常は酸素吸入を必要とする状態なのです。体にとって非常事態ですから、当然心臓は反応し、心拍数を上げて体中に十分な酸素を供給しようとします。その結果、血圧も上がります。言い換えれば、日中に運動をしている時と同じような負担が心臓にかかるのです。
――転載ここまで
最近ニュースでよく聞くオキシメーター あれです。96%以上が正常なのに78%って!!今聞くと驚きます。そしてその酸素濃度は富士山よりも低かったんです。
「疲れるはずだよね、毎晩富士山登ってるんだもんね」と笑いましたけど、まあ笑い事じゃないですw
今すぐ危険な病気ではないけれど心臓に負担がかかっているので重大な病気になる率が高いそうです。
ちょっと前なら「年取るといびきもうるさいよね」で済んだ話かもしれません。アメリカでは結構この症候群の人多いです。
治療として勧められたのがC-pap療法と言うもの。マスクを着けて眠ります。
先週やっと受け取って使ってみたのですが鼻だけカバーするタイプで空気の圧力がかかり無理に呼吸させるような感じ「苦しい~~」
しばらく「ブシュープシュー」と我慢しましたけど、とてもじゃないけど眠れません。
ずっとこうやって寝るの?と悲しくなったり、いやいや健康になった方がいいよねと思ったり。
「ダイエットして痩せたらこの機械いらなくなりますか?」と聞いたのですが、「酸素の供給がこんなに少ないと痩せられないわよ」と言われました。そうだったのか!
このマスクで口もカバーできるものに取り換えてもらおうと思っています。
ちなみに入っている保険で80パーセントくらいカバーできるそうですが、ほぼ毎日使わないと保険下りないそうです。うわああん。
とにかく疲労感がとれないのと頭痛、ふらっとするめまいなどの不調が続くので、何か原因があるはずと思い、数日前にも病院へ行ってきたというわけです。
今度の先生は「甲状腺のテストもしてみましょう」甲状腺Thyroid(タイロイド)考えたこともなかったけど家に帰ってググってみると「うわあこれかも!!」疲労感!顔が腫れて垂れるとかもある!めっちゃ思い当たる。
来週は血液検査してきます。息子が先日「病院どうだった?」と日本語で聞いてきました。最近息子とはほぼ日本語の会話です。本当にうれしい夢のよう!
「新しい先生良かったよ、優しくて。いろいろな血液検査しましょうって!でね、その中に甲状腺のテストもあるんだって」「こうじょうせん、ってなに?」
「Typhoidだよ~♡」(タイポイド) はい、大間違い
これだと腸チフスです。
毎回わざとじゃないのに家族の爆笑をかっさらっております。しょうがないじゃん、似てるもんねえ。
家族には乳がんで心配をかけたので、ずっと健康でいようと思っています。
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